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往復書簡「"ことば"と"意味"をめぐる対話」が始まります

こんにちは。ことばの本屋Commorébi(こもれび)です。すっかりご無沙汰してしまいました。

この度、往復書簡「"ことば"と"意味"をめぐる対話」と題する企画が始まりましたので、お知らせします。
以下にマガジンへのリンクを貼っておきますので、フォローしていただけると嬉しく思います。


企画の趣旨は、以下のとおりです。

小伝馬町の本屋「ほんやのほ」の店主、伊川佐保子さんと、国分寺の「語学塾こもれび」の塾長、志村響さん。「本屋」と「塾」という異なる空間を拠点に活動する二人ですが、ことばを愛し、ことばに対して真摯に向き合う姿勢には共通するものを感じます。 そこでそんな二人に、往復書簡という形で”ことば”と”意味”をめぐる対話をしてもらうことになりました。それぞれのことば、それぞれのアプローチで語られるものからは、きっと何か素敵なものが見えてくることでしょう。

伊川さんのことは「ほんやのほ」さんの店主として知り、2019年2月に初めてお店を訪ねてから10ヵ月ほど。志村さんのことは(彼は半ば身内なので本来は「志村」と書くべきなのでしょうが)語学塾こもれびの塾長として知り、2018年6月に初めて塾を訪れてから1年半ほどになります。
こうやって経過した月日を数字にしてみるとその小ささに驚いてしまうほど、お二人とは不思議と「波が合う」と思っています。

そんなお二人が対面したらきっとすごいことになるぞ、と思ったこともあり、志村さんを伊川さん主催の回文講座にお連れしたのが2019年の8月。回文慣れしている伊川さんはもちろんですが、ビギナーであるはずの志村さんが次々と回文を生み出すのを目の当たりにし、すっかり度肝を抜かれたのでした。
その後、間を置かずに改めて三人で顔を合わせたのが同じ月の下旬。「伊川さんと志村さんで何か面白いことができたら良いですね」とのことで、打ち合わせも兼ねて小伝馬町で食事をしました。

実はそのときのやりとりが再現されているのが、志村さんによる記事「ぐらぐらの城」。「お二人の対談があったらぜひ聞いてみたいですねぇ」などとのんびりとしたことを言っているのは、何を隠そう私です。

今回の往復書簡は、私が希望した「お二人の対談」を、手紙形式で、かつWeb上で実現したもの。
第一回は、伊川さんが志村さんの記事に応答する形で始まっています。

お二人のやりとり、お楽しみください。

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