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日経新聞記事「ユニ・チャーム売上高1兆円台に 花王、資生堂に続き」に注目!

コモンズ30ファンドの投資先企業の記事を基に、どのような取り組みを行っている企業なのかをマーケティング部齋藤が日々ご紹介します。

本日は以下の記事を紹介いたします。
ユニ・チャーム売上高1兆円台に 花王、資生堂に続き - 日本経済新聞 (nikkei.com)

以下、記事のサマリーです。

売上高1兆円突破: ユニ・チャームは2024年12月期に初めて売上高1兆円を突破する見通しです。これは花王、資生堂に次いで3社目となります。
3つの価値戦略: 高原社長は、機能的価値、情緒的価値、自己表現価値の3つの価値を織り交ぜた商品展開を強調しています。
成功事例: 中国でショーツ型ナプキンを発売し、若い女性に人気を得たことが紹介されています。
今後の成長戦略: 2030年に売上高1兆5000億円を目指し、独自の商品開発や女性活躍の視点を取り入れた商品開発を進めています。
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ユニ・チャームは2024年2月にコーポレート・ブランド・エッセンス「Love Your Possibilities」を発信しました。この「Love Your Possibilities」には、全ての人が秘めている限りない可能性を信じ、その可能性を慈愛にあふれた利他の心で発揮することによって互いに支え合う「共生社会」の実現に貢献したいというユニ・チャームの想いを込めています。

「人生100年時代」といわれる現在、ユニ・チャームに求められているのは、生活者一人ひとりの生涯に寄り添うことで人生を豊かにすること、つまりライフタイムバリュー(顧客生涯価値)をより大きくする商品やサービスを提供することへの進化だと考えより、ユニ・チャームのブランドを有機的に連携することが重要としています。

また、今後の成長に向けて、アフリカなどで事業展開を進める考えを示しているとのことです。このような地域での生理用品等の積極的な啓発活動も進めることで、中長期的な目線で継続的な成長が期待されます。

※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。