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天職に就けた今、就活に思うこと

職場の学生バイトの子たちが就活の準備を始め出して、ちょっとだけ質問を受けたりして、改めて私にとっての就活について考えてみた。

一言でまとめると、私は就活に『失敗した』部類なので、学生のバイトの子たちには同じような道を辿って欲しくないなあと思う。

何をもって失敗なのか

半年で銀行を辞めるという結果で終わってしまったというのが全てを表している気がする。学生時代は『就職偏差値』なんて言葉に踊らされて、県庁なら偏差値が60超えだとかそんなことばかり気にして、失敗だと思っていた。けど、ホテルで働いていてみて、そんなこと至極どうでもよくなった。

本当に何が失敗だったかというと、自分のことを大して理解もせず就職先を選んでしまったことだと思う。

覚えることは得意だし、資格勉強も嫌いじゃない。銀行は変わってる人が多いというし、私も変わってる。細かいことまで気になるし、人と接することは好き。英語は好きだけど、仕事でバリバリ使えるほどじゃない。英語が使える人材が少ない職場で、コアな人材として働きたい。地元に居たい。

そんな考えで銀行を選んだ。

実際は、覚えることは得意だけど、正確に順番通りに覚えることは苦手だった。おまけに戻るボタンがそう簡単に押せる業界ではないので、トライアンドエラーも出来ない。常識(ここでいう常識とは金融業界における、ビールはラベルを上に向けながら注がないとブチ切れられるような体育会系的な常識を指す)を細かく求められる。あと、非常に大雑把な性格がとんでもなく合わなくて苦労した。

働いてみないと分からないこと

って本当にたくさんあると思う。私の就職観はこれに尽きる。インターンに行かなかったこと、すごく後悔してる。行ってないから、インターンでどこまで分かるのかも分からないけど(笑)

あともう1つ後悔してることがあって、学生時代からホテルでアルバイトしておけばよかったと心から思う。

ちょっとでも気になる仕事があるならぜひとも、

学生のうちにアルバイトで

体験してみてほしい

無理な職種もあるだろうけど、可能な限り。どんな自己分析や性格診断よりも役に立つと思う。

社会人になった後だってアルバイトで、自分に合う仕事を見つけることは出来るし、実際わたしも銀行を辞めたあとアルバイト期間を1年半経験して、今の仕事に就いている。

けど、早く経験しておけばおくほど、選択肢は広がると思うから。私も学生時代にホテルで働いていたら、もっと早く中国語と韓国語の勉強も始められただろう。通訳案内士と日本茶インストラクターまで取りたいので、後が詰まりすぎて時間が足りない。生き急いでるとも言われたけど、人生いつ機会が巡ってくるとも限らない。

働いてみないと分からないこと(追記)

実は今働いている会社は、就活時代に落とされた第一志望。特に狙った訳でもなく、紆余曲折あって偶然ではあるんですが。就活で落とされようとも、いくらでも就職しようがある(企業も中にはある)ので、ぜひ是が非な第一志望がある方は、諦めず頑張って下さい。

ただ実際働いてみると、自分が就活で落とされた理由がよく分かる。理由はツイッターにて(笑)

天職に就けた今思うこと

ホテルでの仕事は自分にとってこれ以上ない天職だと、日々感じています。

自分の能力を活かして、楽しみながら、仕事が出来るから。

正確な順番で覚えることは苦手でも、大雑把にファイリングして覚えることは得意なので、顔や嗜好や前回何を話したのかなど、1年前でも2回目のお客さんでも思い出しながら接客できること。語学を活かして、日本人だけでなく、外国からのゲストにも同様の対応が出来ること。

入ったときから、今まで接客が楽しくてしょうがないこと。最初の頃はフロントに立つのが楽しみで、明日はどんなお客さんと出会えるだろうと、前の晩からワクワクした。前の日から仕事が楽しみでしょうがないなんて、自分の乗ったバスが事故ってしまえばいいと毎日願いながら出勤していた銀行時代とは、住んでる国が違うレベルである。

結局のところ

色々書いて繰り返しになるけど、学生バイトの子達に失敗した私がアドバイスするとしたら、少しでも気になる仕事があるなら実際に体験しておいで、ということ。

勉強でいえば、自己分析や性格診断がテキスト学習なら、実際働いてみるのは問題演習かな、と思う。

問題を解くことで、自分がどこが得意で、どこが弱いのかが明確に出来る。テキストを眺めてるだけだと分かった気になって、私のようにズレた分析で就職を決めてしまうことになってしまう。


就職の時期になると、毎年自分の就活を振り返ってしまうので、今回は文字にまとめてみました。

HSK6級の試験勉強に戻ります❣️再見🥳


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