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伸びていくIT業界の中で手に職をつけたく、全くのゼロからエンジニアとしてスタート。

2023年に新卒でエンジニア入社をした井原さん。幼少期からピアノを続け、大学では音楽を専攻していた井原さんがCommerce Crewでエンジニアの仕事に就くまでと、現在のお仕事のやりがいについてお話を伺いました。

―本日はよろしくお願いいたします。まず初めに、入社までのご経歴を教えてください。
 
小学校の時からピアノを続けていたこともあり、大学は音楽を専攻して楽理科に進みました。大学では、世界の音楽文化や音楽史、ベートーヴェンなどの作曲家について研究していました。卒業論文は明治時代からの音楽教育史を取り上げ、特に音楽の授業がどのように出来てきたのかといった初期の過程について研究していました。
 
―とても面白い研究をされていたのですね。就職活動はどのように進めていたのですか?
 
音楽の教員を目指していて大学4年の最後まで粘っていたんですが、最終的には一般就職をしようと卒業の年の12月から就職活動を始めました。なにか手に職をつけておきたいという気持ちが強くあったので、これからさらに伸びるIT産業の中で専門分野スキルを身に付けたいと思いエンジニア職を志望して仕事を探していました。
 
新卒の就活としてはギリギリの時期だったので、エージェントに相談しながら募集があった会社はひと通り受けました。その中でCommerce Crewを受けて、IT業界という点と、作っているサービスがエンタメ業界向けなので音楽と多少接点がある分野だったという点を魅力に感じ、入社を決めました。1月に選考が始まり、2月の頭には内定をもらっていたのでめちゃくちゃスピーディに決まりました。
 
―他の会社も受けていた中で、Commerce Crewのエンジニア職が魅力的だと思ったポイントは何ですか?
 
自社システムの開発にじっくり取り組めるところです。僕はエンジニアとしてゼロからのスタートだったので、一つのシステムの開発に注力することで知識やスキルをじっくりと深め、高めていくことができる環境がとても魅力に感じました。何もわからない状況からスタートすることを考えたときに、色々なサービスを同時並行的に開発していくような環境よりも、ひとつのサービスに特化しているほうが自分に合っていると思った次第です。
 
―ちなみにCommerce Crewの面接はどんな内容だったか覚えていますか?
 
オンライン実施で、人事の責任者の方とエンジニアの責任者の方と面接というかたちでした。割とフレンドリーな雰囲気だったと記憶しています。新卒というのもあり、仕事に対する考え方や、今後どのように働いていきたいかといった姿勢の部分に関する質問が多かった印象があります。
 


フルリモートでもスムーズに業務が進められる環境。

 
―入社後はどのようなお仕事をされているのですか?
 
まず入社後3ヶ月間は研修期間でした。エンジニアはフルリモート勤務なのですが、研修もフルリモートで行われました。
 
研修では、作業手順からスタートして、言語の学習、プラットフォームの学習を行いました。言語の学習に関しては上司から指示をもらったC#を勉強しました。その後、Webを制作するにあたってどのようなプラットフォームを使っているのかを学び、チュートリアルに沿って構築を進めていくといった内容でした。
 
研修後は、顧客から依頼された機能修正等の業務に対応しています。基本的にはカスタマーサクセスチームがお客様から頂いた要望を共有してくれるのでそれに対応するという形です。
 
―ゼロからのスタートだったということですが、大変だったことはありますか?
 
開発業務というのはシステムがつながっているので、作業の全体像を理解していないと知らないうちに大変なことをやらかしてしまう可能性があります。修正指示がきたところだけ直せば大丈夫だと思っていたら、実はいろいろなところに影響があり、他の場所も直す必要がある場合があるんですね。
 
作業を始める前に、ゴールに到達するためのワークフローのようなものを組み立てて、作業の影響範囲を把握してから取り掛かるほうが良いと感じていて、最近それを意識してやっているところです。
 
―意識するべきところを自分で見つけて取り組んでいるところは素晴らしいですね!お仕事の中でやりがいを感じるのはどんな時でしょうか?
 
自分で書いたコードや修正した機能がきちんと動くところを見るとものすごくやりがいを感じます。パソコンをほとんど使ったことがなかった状態から、開発業務に携わって誰かに貢献している実感を持てるまでになったというのは個人的に達成感を感じているところです。
 
―フルリモートということですが、わからないことがある場合はどうするのですか?
 
みなさんいい人なので質問をすればなんでも答えてくれるので心強いです。わからないことがあるときはチャットで質問を投げかければすぐに回答してもらえますし、会話したほうが速そうな場合は通話機能でさっと話すこともあります。
 
リモートだからこそ、毎日の進捗をきちんと報告する時間を取っていますし、毎月会社全体の情報共有として部署の状況を共有する場もあります。
 
―リモート勤務だからこそ井原さんが意識していることはありますか?
 
報連相をきちんとすること、相手に伝わる文章を書くことの2点を心がけています。
 
リモートで働いているので、何か問題が起こっても自ら発信しない限り周知されませんし、解決方法もわかりません。そのまま闇雲に行動しても傷を広げるだけでかえって迷惑をかけてしまうので、現状を素早く正確に伝達することが重要だと感じています。
 
基本的にチャットでコミュニケーションをとるので、ニュアンスが伝わりにくいことも出てきます。だからこそ自分が伝えたい事を丁寧に細かく相手に伝えることを意識的に行っています。

一人前のエンジニアとして、顧客やその先のユーザーへさらに価値を届けていきたい

 
―自社開発しているEC・ファンクラブ運営プラットフォーム「MODD」の魅力を教えてください
 
普通のECサイトにない機能があるのが面白い部分だなと感じています。ファンクラブというシステムは、単にモノを買うだけの流れではなくて、定期的なお金のやり取りがあったり、会員向けへの告知サービスがあったり、独特な機能を持っています。また、芸能プロダクション/アーティスト側とファンとして購入する側の双方の視点を持ちながら開発が出来るので、エンタメ業界を裏から支えていることを実感でき、やりがいにもつながっています。
 
―音楽に興味のある井原さんにとってやりがいのある環境ですね。最後にこれからチャレンジしたい事を教えてください。
 
技術が日々アップデートされる業界なので、技術の進歩についていけるようにインプットを欠かさぬように心がけたいです。当面の目標としては、顧客の要望を正確にコーディングできるようになり、顧客と直接やりとりが出来るくらいの経験値を身に付けたいと思っています。
 
また、AIを用いた開発について知見を深めていければと考えています。GitHub Copilotにコードを学習させてプログラミング支援をさせるといったことを会社として取り組んでいるので、今後注目が高まるであろうAIの分野についても知識を深めていきたいと思います。



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