【愛しきコスメに寄せるエピソード】
コンテンツの説明
【CHANEL 】LES BEIGES WINTER GLOW
【アイテム紹介】
LES BEIGES WINTER GLOW 【2024年ウィンター】
レベージュ ヘルシーグロウプライマー
レ ベージュヘルシー グロウ プライマー
使った感想(プライマー)
実を言うと、
「プライマー」というものに対して
これまではあまり「これ!」と、いった
「こだわり」は殆ど無かったのですが、
CHANELの「レベージュ」シリーズから出た
このアイテムは不思議なくらいに一瞬で、
優雅なときめきを感じさせてくれました。
(実を言うとですね)
他のアイテム目当てに百貨店のカウンターへ立ち寄ったので、このプライマーを買う予定は一切無かったのです。だけれど、試しのメイクをして頂く際にBAさんがこのプライマー使って
ベースを作り上げてくれたのですが、最初にこれを(プライマー)手の甲にちょこんと落として貰った瞬間、その瑞々しさに思わず感動。
その後、全てのメイクを終え、
出来上がった肌を見ると、
最初の感動を超える感動を得て即決。
(自画自賛ですね、ごめんなさい)
この肌の瑞々しい輝きを、
なんと表現すれば良いのかと考えて、
一番しっくりきたのは…
「水光輝く美しさ」
まさに、求めていた
憧れの肌を作り上げてくれる銘品です。
ちなみに、こちらは2色展開。
「フロスティホワイト」と
「アイシーベージュ」があります。
私は「フロスティホワイト」を購入しました。
色の比較(プライマー)
・フロスティホワイト
輝き・透明感
・アイシーベージュ
輝き・色味補正
レ ベージュ ヘルシー グロウ クッションファンデーション
レ ベージュ ヘルシー グロウ クッション
使った感想(クッションファンデ)
クッションファンデーションに関しては、
もうずっとTIRTIR一択だったのですが、
今回初めてこちらを使ってみました。
TIRITIRも大好きなので、
正直「絶対にシャネルのこれじゃないとだめ!」ということは無いのです。
(スミマセン)
無いのですが!!新しく購入した
レベージュのプライマーと合わせて使うと、
肌の仕上がりが格段に違います。
流行りの韓国コスメにあるものよりは控えめ。
だけど、
細かい粒子がきらきらと
肌の内側から光を集めて照らしてくれる
「大人の為の肌作り」に
ぴったりの逸品だと感じています。
レ ベージュヘルシー グロウ ブラッシュ
レ ベージュヘルシー グロウ ブラッシュ
使った感想(ブラッシュ)
まず、その見た目。
芸術と言っても過言ではない域にある
「雪の結晶」を描いたこのチークは、
初めの一手に戸惑う程の美しさ。
この美しい紋様を消してしまうのは何と勿体無いことだろう!と、思わずにはいられません。
(だけれど、使ってこそのコスメですからしっかりと使っていきます笑)
色は3色ありますが、
私が購入したのは「ローズポレール」
控えめだけれど、明るいローズピンクです。
上段で紹介したプライマーと
クッションファンデーションの上から、
「レベージュヘルシーグロウ ブラッシュ」
ローズポレールをはたけば、あっという間に、
美しい肌と薔薇色の頬の完成。
ちなみに、カウンターで他の2色も試したのでその色味の感想については以下にてどうぞ。
・コライユジーヴレ
・モーヴグラッセ
総評
【LES BEIGES WINTER GLOW】
プライマーとクッションファンデ、
そしてブラッシュ(チーク)
それらの名に冠されている
「ヘルシーグロウ」という言葉の通り、
健康的に輝く素肌に変身できる
魔法のアイテム。
それが、
LES BEIGES WINTER GLOWシリーズです。
2024年、
このシリーズに出会えて良かった!
そのことだけで、
今年の冬を
心底愛おしく思える程に感動してしまった。
これらの美しい品々は、
きっとあなたを白雪姫のような
気持ちにしてくれるはず。
是非、試してみて。
以下は掌編みたいなエッセイみたいな。
掌編にさえ充たないワンシーンです。
愛しきコスメに寄せる物語
『冬の神様が愛しているのは、うちに秘めた水光輝く薔薇色の頬と肌』
ーねぇねぇ。
今年はさ、冬らしい寒さの日が少なかったけど今日は珍しく冷え込んでるね。
ーそうだねえ。珍しく雪も降ってるしね。
ー寒すぎるのは苦手だけど、それでも冬のキリっとしちゃうこの感じ、好きなんだよなあ。あなたは?
ーうん、同じ。好き。
確かに今年は暖冬だけど、今日みたいに思いがけずやってくる真冬の極寒、みたいな日があると何となく嬉しくなるよね。
ーあはは。なんかわかる。
ーそれにさ、寒さを嬉しく感じるのって、なんだかちょっぴり贅沢な気がしない?
ーうん、それも確かに。どことなくわかる気がする。なんていうか…そうそう!あれだ!冬にアイス食べるみたいな感じのやつ?まさにそんな感じの贅沢感?
ー当たらずしも遠からず。かな?でもうん、まあそんな感じかもね。うん。てことでさ、とりあえずアイス食べたくない?
ーやった!うん!食べましょ。
果てさて。雪が降るのを見たのはいつ振りだろうか?そんな思考さえもあっという間に彼方へ去ってゆく。
色気より食い気。
しかし、とは言いつつも。
瑞々しい光を湛えた丸い頬にすうっと差込むローズポレールの美しさに惹き込まれて思わず見惚れた。
この豊かな愛らしさを生み出しているのは、もしかすると真冬の厳しい寒さなのかもしれないとふと考えた。
冷たくなった指先で一瞬触れたその肌は信じられない程に潤い、あまりにも満ち足りていたので私の心まで充たされてしまう。
ーそういえばさ、北極星のキラキラした感じって、雪の結晶にも似てるよね?
いつだって、君はとっぴなことを言う。
思わず、クスリと笑ってしまう。
ー知ってた?ポレールって、フランス語で「北極星」の事なんだ。
君の頬の輝きは、まるで薔薇色のそれだよ。
なんて言うことは、余りにも恥ずかしくてみっともなく思えたので言えなかった。
(どうしても言いたくなったら、深く冴えた白くて甘いワインを飲んで、蜂蜜掛けのチーズと一緒に私も彼女も知らぬ間に、その口へと放り込んで仕舞えばいい)
冷たく渇いた空気の中。
だからこそ、じゅわりと沁みる幸福感。
凛とした、冬の寒さが連れてくるものもの。
愛おしく美しいものもの。
けいく