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自分に向き合うことから逃げ出す経営者〜3つの特徴

こんにちは、対話の専門家 田口淳之介です。

「自分自身に向き合い、自己理解を深める」

仕事において、とても大切なテーマなのは間違いありません。

この作業は簡単なように見えて、ときどき心が苦しくなることがあります。

ボク自身もある時期までは、自分自身に向き合うことから逃げてワメイて苦しんでいた経験があります。


向き合い変化することから逃げる経営者の特徴&対策

本記事ではボク自身の経験をもとに「自分自身に向き合うことから逃げる経営者」の特徴と、その対策をお伝えしていきます。


読者に受け取ってもらいたいこと

まずは、あなたが経営者で「自分自身に向き合うことから逃げたくなりがち」な場合は、その悪習慣を断つきっかけになります。

また、あなたが「自分自身に向き合うことから逃げだす経営者」のもとで働いているなら、経営者に対しての理解が深まるとともに「今後、一緒に働いていくのか、そうでないのか」選択しやすくなります。

なお大前提としてボクは、自分自身に向き合うことから逃げる人を責めたいとは1ミリも思っていません。逃げる自由もあるのが人生。他人を責めても誰も得しません。

  • 仕事で成果をあげたい!

  • 組織に変化を起こしたい!

  • 人生を変えたい!

ボクは哲学者でもなければ、思想家でも自己啓発者でもありません。実務家です。

なので上記のような目的があるなら「向き合う必要がある」と思っているだけです。予めご理解ください。


自分に、組織に同じような問題がループしていく理由

自分自身に向き合い、自己理解を深めることから逃げる経営者は、成長をストップさせ問題を生み出します。

問題の程度は大小さまざまですが、「楽しそう」でないのは確かです。
そして、同じような問題が自分自身、そして組織にループし続けていきます。

なので、どう考えても自分自身に向き合い、自己理解を深めた方が人生は楽です。

しかし、中にはそこから逃げ出してしまう経営者もいるのです。
これは何も経営者に限らず、あらゆる人に言えます。


自分自身に向き合うことから逃げてしまう3つの理由

では、なぜ自分自身に向き合うことか逃げてしまうのか?
なぜ自己理解を深め、自らが変化することに抵抗するのか?

その理由を3つにまとめて、対策とともにお伝えします。

①他人のせいにしていたい(自分で責任をとることが怖い)
「他人のせい」にすると、責任を取る必要性がなくなります。
つまり自分から変わる必要はありません。

そして、この「変わる」というのはエネルギーの必要なことです。平たく言うと、けっこう面倒くさいこと。

人間はみんな「面倒くさい」が嫌いですよね。

しかし、責任ある立場の人が「面倒くさい」と言っては元も子もないんので、「様子を見ていた」とか「みんなが成長するのを待っていた」とか、耳に聴こえの良い言葉を使うことも少なくありません。

でも結局は「オレ、変わるの面倒くさい」という思いが支配していたりします。

②ネガティブな感情を静かに感じることになれていない
感情というのは筋肉と同じで、普段から意識して活用していたら鍛えられます。

ポジティブな感情に自分をもっていくのは得意。

「けど。自分の過去を振り返ったり、哀しみを感じたりするのは苦手。だって感じてもどうにもならないから。それなら行動したほうが100倍いい!」

このように考えるのが習慣になっている人は、向き合うことから逃げ出す傾向が強いです。

周囲の人には「逃げるな!」というようなことを言っているのですが、それはあくまでも「外からの攻撃」に対してで、自分の心の中を除くのは異常に怖がります。

③変化する動機がない、もしくは弱い
部下や仲間に「成長」や「変化」の重要性を説きまくっている。
しかし、実は自分は「変わらなきゃ」とは思っていない。なぜなら、お金はあっても夢がないからそもそも変わる動機がない。

このような経営者も少なくありません。

この状態の人は、過去に自分が変化してきた話はしますが、現在進行形で自分が変化にチャレンジしている話はしません。

年齢やキャリア、実績なんか関係なく「動機」って大切ですよね。


まとめ

誰でもいくつになっても成長可能だと思います。そして「自己理解を深める」に終わりはないと思う。

というのも、明日のボクが何を考え感じるのか?
それは明日のボクになってはじめてわかることだから。さらに言えば、明日「考え方を変える」自分がいるかもしれないから。

毎日を楽しく生きていたいならそこにはチャレンジが必要で、チャレンジこそが自分自身に変化を与える。

同じような問題がループしている人は、懸命に「自分自身に向き合い、自己理解を深める」ことに抵抗していると言えますね。

一時的にはシンドいかもしれないけど、長期的に見たらどう考えても、仕事も人生も豊かになるのに。

こう考えていくと、自分自身に向き合うことから逃げる人は、長期的視点が欠落しているといえます。

記事を書いていて「あっーーー!」と思ったのですが、自分自身に向き合うのが苦手だった若い頃は、人を育てるのも苦手でした。なぜなら、目の前の利益ばかり考えていて、長期視点が抜けていたからです。

あの頃のボクは3~5年のスパンで物事を考える力が足りていなかった…。

あなたが経営者、もしくは幹部で「自分自身に向き合うことから逃げたくなりがち」な場合は、まずは同じような問題が組織に繰り返し起こっていないか?を冷静に分析してみてください。

もし、問題が起こっているなら「今こそ向き合うとき」です。

そして、向き合うことから逃げがちな上司のもとで働いているなら、あなた自身も自分の人生に向き合ってみてください。自分の本当の想いを愚痴で流してしまっていないか?

かなり自由に生きているボクも、気づかぬうちに自分の本当の想いを押し殺してしまっていることがあります。きっと、誰でもそういう面はもっていると思うんです。

だからこそ「自分の気持ち」に対して、意欲的に「感じる」必要性があります。


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最後までお読みいただきありがとうございます。

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