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自分史:第9章「メンターとの出会い」光と共に生きる


メンター。尊敬する師との出会い。これが私を激変させた。今まで「親の声」に従って生きていたが、生きづらさが増す一方。どうしようもないところまで行き着いた。すると、メンターが目の前に現れた。

私にとっての主なメンターは4人。一人は武田邦彦先生。このような時世になってから、科学的な視点から情報発信を続けられている武田先生の音声ブログを聞き、日本の現状を知ることとなった。

メディアに洗脳されずにすんだのも、武田先生のおかげ。zoomで感謝の気持ちを伝え、広島に来られた時は、直接お話しして、握手出来たことは、私の宝物。

いつも正直に明るく楽しく生きている武田先生。感謝とリスペクトをおくります。


心理関係では、お2人のメンターとの出会いがあった。一人は、私のトラウマを癒すことに長年ご尽力してくださったカウンセラー。10年という月日を、いつも共感してくださった。

一人は心理の講座の先生。カウンセラーの上司。私がカウンセリングを受けるきっかけは、先生の御著書を読んだことによる。実際にお目にかかってお礼を伝えることが出来た。また、講座の中でも、深い部分を聞いて頂いた。

お二人に心からのリスペクトと感謝をおくります。


そして4人目は、オリジナルソングを作って頂いたミュージシャン。その方とは不思議な出会いがあって、歌を作ってもらうこととなった。

時はさかのぼり、幼少期。歌が好きな私は、岩崎宏美さんを「上手い人だな~。受賞するだろうな~」と思ってテレビを観ていた。それ以来、無意識の奥底では、宏美さんの美しい声が気になっていたようだ。

「うつ病時代」でも書いたが、2009年広島で開催された宏美さんのコンサートで、初めて「シアワセノカケラ」という曲を聴き、号泣した。

あまりにもその当時の私に寄り添ってくれている曲だったからか。それ以来、その曲が、私を支えてくれた。

同時期に、「セイリオス」というヒーリングバンドに出会うことに。2014年に東京で開催されたコンサートで、バンドのチラシを見て驚く。バンドメンバーのお一人が、「シアワセノカケラ」を作った方だったのだ。

お名前は「池間史規」さん。ベーシスト、シンガーソングライター。嬉しくて、ますます「シアワセノカケラ」を聴くように。そして、歌の発表会でも歌うことが出来た。

2018年、再度バンドのコンサートへ。池間さんにお礼を伝えることが出来た。その後SNSでつながらせて頂くことに。

そんなある日、池間さんから「広島でコンサートを開催するから、集客を手伝ってくれないか」という打診があった。喜んでお手伝いをすることに。その後無事にコンサートが開催され、あたたかい時間を共有できた。


広島にお越しになる数ヶ月前、私にこんな考えが湧いてきた。「今まで頑張ってきたから、オリジナルソングをどなたかに作ってもらいたい」

すると、「池間さんがおられる!」と無謀な考えが湧いてきた。

お願いする前に、葛藤があった。「こんな素人が、プロに作ってもらっていいわけない」「でも、あんな素敵な曲を作られる方に、作って頂きたい」

2019年1月。清水の舞台から飛び降りる気持ちで依頼した。二つ返事で受けてくださった(後日、なぜ私のような者の依頼を受けられたのか尋ねると、「迷いはなかった。あなたは純粋だから」というようなお返事を頂けた。本当に嬉しかった)

歌詞の概要をお伝えした。初めての作詞だったため、池間さんが補作詞をすることに。大変だったようだ。

この歌詞の元となったのは、私の原体験。そして、先ほどご紹介した心理の講座の先生に「先生の脳とつながらせて頂いて、歌詞を書かせてください」とお願いをした。

今となっては、アホな依頼をしたものだ。先生は、ただ笑って受け流してくれた(後日その当時のことを尋ねると、ご記憶にないようで、ある意味安心した)

2019年4月。「おかえりなさい 魂の故郷へ」というオリジナルソングが誕生した。「歌詞に曲がつくと、こんなにもパワフルになるのか」と、とても驚き感動した。

2019年7月。池間さんのソロコンサートへ。ゲストが岩崎宏美さん。お二人の世紀のデュエット「シアワセノカケラ」に、感動した。


2019年11月。池間さんから「おかえりなさい 魂の故郷へ」「シアワセノカケラ」の2曲のレッスンを受ける。

まだまだ未熟なため、再度レッスンの約束をして、お別れする。「3月には広島で再度コンサートを開催するので、その時にまたしましょう」と。

レッスンスタジオの近くの駅まで見送ってくださった。そこで、手をふってくださったお姿が、池間さんとの最後の記憶となった。

【声・耳】
「自分の内側から湧いてくる声、願いをキャッチすることが多くなる。だけど、それを打ち消す声も同じぐらいに大きくて、葛藤の日々を送っていた」


・・・・・


光と共に生きてきたのだとしたら、違う物語が生まれます・・・

「人の本質は”葛藤”。大いに迷って迷ってきた人生。袋小路に入り込めば入り込むほど、抜けた時の喜びはとてつもなくて。光は、喜びの爆発を私に与えてくれる布石をうっていてくれたのかもしれない」


光は体の細胞一つ一つに宿っている。60兆個の細胞から応援されている!
安心感が胸一杯に広がってゆきます。

人生はまだまだつづきます・・・


*最終回:第10章につづく



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