Clear Sky Around The Background

Clear Sky Around The Background by 長野俊和

肩にぶら下がる　重たい心が
すべての答え　否定するから
現実を避けて　逃げる空想に
ヘッドフォンから　真実が鳴り響く

数えきれないほどあった　殴りたい衝動
この胸が壊れるほど　無理に詰め込む

僕の背景に　残像
いつか見上げた　完璧な空
迷いが浮かぶ時には　胸に抱け
あの日見た夢は　今日で
不安と喜びの半分ずつ
歩んだ道は　自分の証明になるのだろう

先行きは暗い　識者が説くなら
うつむくなんて　なおさらしないよ
深呼吸をして　笑ってみたらいい
ひとりじゃない　手が差し伸べられる

忘れられない嘲笑だって　乗り越えた今を
誇っていい　信じるのは　自分だけでも

僕の目の前に敵（カタキ）
振り抜いた腕が　じんと痛む
あきらめた街じゅうの目を醒ますんだ
与えられた今日を繋ぐ
明日が来る約束は　誰にもない
この一瞬を最期だと　すべてを生きていたい

誰か任せの毎日なんて　情けなくなるよ
誇れるのは　信じるのは　自分だけでいい

僕の背景に　残像
いつか見上げた　完璧な空
迷いが浮かぶ時には　胸に抱け
強く生きるのは　つらい
一歩踏み出す　挑戦だから
重ねる日々が　奇跡をいつか起こすのだろう