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ともだちづきあい。

私には友達がいない。
と書くと、私を慕ってくれている友人たちは悲しむだろう。
厳密に言えば、友達はいる。ただ、いつでも気軽に遊べる友達は、いつの間にかいなくなってしまった。

原因が自分にあることはわかっている。
自覚している自分の振る舞いはこうだ。

学生時代、さんざんみんなに甘えて振り回して迷惑をかけた。
卒業して、新たなコミュニティができて、学生時代の友人を蔑ろにした。
新たなコミュニティでも似たような行動をして、次のコミュニティでも…と環境が変わるたびに目の前のことに夢中になって、それまでの環境を軽んじてしまうのだ。

思えば、私は今まで卒業式で泣いたことがない。
結婚で実家を出るときにも、空港で楽しそうな顔をしていたらしく、弟から「こういう時は寂しがって泣くもんじゃないの…?」と咎められた。

私は新しい環境へのワクワクが止まらなかったし、ネットでいつでも連絡取れるから悲しむ理由がなかっただけなのだけど。

その後結局離婚することにはなるのだけど、実家には戻らず、別の土地に引っ越し。いろいろやっていたら、気が付いた時には周りに人がいなくなっていた。

いやいる、いるんだけども。

私から連絡しないと一切誰からも連絡がこない。
誕生日だけはかろうじて連絡をくれる人が増えるけど。

いやいいんだ、みんなそれだけ充実してるってことだと思うから。

住んでいる場所が違うから誘われないというのはもちろんある。
私の様子はSNSでわかるから近況を聞く必要がないんだろうな、とも思う。
たぶん私が帰省する時に連絡すれば集まってくれる人もいるはず。
めんどくさくてなかなか帰省しない上に、帰っても甥っ子と遊んでばかりだから、もう長いこと会っていないけど…。

そもそも私がひとりでも楽しんでるからとかもあるだろう。

かつての友人たちと縁を切らないためには、やっぱり定期的に連絡を取るのが一番なんだろうな。

とはいえ。
一緒にゲームしたり、時々真面目に話し合ったり、今の私と同じ温度感で話せる友人が欲しいなと思うのです。

最近、夫が旧友とほぼ毎週通話しながらスプラやっているので、羨ましくなった故の日記でした。

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