子どもがいても外出自粛してろよ…と思っていたあの頃
ワクチン接種の普及によって、コロナに落ち着きが見られる今日この頃。
僕は、コロナが流行し始めたころから最近まで、自分なりに外出自粛を徹底してきたつもりです。
ニュースでこんなインタビューの受け答えを見たことはありませんか?
記者「外出自粛が求められていますが?」
女性「ずっと家にいると、子どもがかわいそうで…」
これを聞いて、少し前までの僕は
「いや、ただの言い訳じゃん!遊びたいだけじゃん!」
と真剣に思っていました。
あの頃は、息子は小さくて、まだ歩けなかったし、家にいることに不満を示すこともありませんでした。
ただ、時間の流れは早いもので、僕の息子はもうすぐ1歳と3か月を迎えようとしています。
いまなら、インタビューに答えた女性の気持ちが痛いほどによくわかります。
僕が息子を外出させたいと思う理由は
・家にずっといると、息子の機嫌が悪くなる
・色んなものを見て、触れて、遊んで、たくさん刺激を受けてほしい
この2つかなと思うのですが、よく考えると、どちらとも行き着くところは「子どものため=子どもがかわいそう」ということになるのかな。
子どもが大きくなると、やっぱり家の中だけで遊ぶのには限界があります。
リビングで飽きたら寝室へ。寝室で遊び飽きたら、たまにキッチンへ。またリビングで遊んで、たまに外を見せたりして。
そのうち、外に行きたいと泣いて暴れたり。
やはり、親も子どもも早々に限界がきます。
毎日毎日、同じおもちゃで遊んでいるところを見ると「飽きてるんじゃないかな?」とか、「あまり楽しくなさそうだな」とか思ってしまいます。
実際のところ息子がどう感じているのかわかりませんが、親の心理としてそう感じてしまうのかもしれません。
「なんだか申し訳ないな…」って。
できることなら、広いボールプールで遊んだり、巨大すべり台を何回もすべってほしい。
息子と同じくらいの子どもたちとも触れ合ってほしい。
いろんな景色を見て、物に触れて、知らない子どもたちとも遊んでほしい。
そこでしか学べないこともあるでしょう。
たくさんたくさん刺激を受けて成長してほしいです。
なにも気にせず、子どもたちがはしゃぎ回れる日が早く来てほしいと心から思います。
それまでは、家族の健康を守りつつ、子どもの成長のためにできることをやる、といった生活が続くのでしょうか。
子どもの未来は、大人が守るしかありませんよね。
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