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#198 老いのステージの見積もれ、伝えていく

おはよう、令和6年3月2日。(^^)/
昨年の10月にこのタイトルを下書きした時に、「この日のこの瞬間の気持ち」を想像できていただろうか?

20代から仕事について、今に至るまでを振り返ると「へたれ」のくせに家族も作り、職場に退職の挨拶をする際に「一片の悔いが無い」と言えたこと。

そして、昨日と同じようにnoteに気持ちを綴りながら、これからを始めていくことへの不安と楽しみを感じているこの瞬間を。

始まりの物語り


 「介護を男性がすなんて」このことばを頂いたのは、私が学生時代に特別養護老人ホームで実習をしたときだ。施設の運営は、まだ市町村が行っていて事務長が男性、相談員が女性、介護職員も女性が農繁期の間に仕事をする程度。

常時介護を必要とする「寝たきりの老人」がベッドにならぶ、光景を思い出します。

現時点、noteに介護に関することを中心に、私の個人的な思いや意見を綴れるようにまでなっています。

老いていくのにもステージがある


 介護保険制度が平成12(2000)年に始まり、それから6年後に高齢者介護へ道を選らび、目の前に広がる光景は、胃瘻と寝たきり、介護度がついた元気な高齢者だった。

現時点では、胃瘻の方は少なく、寝たきりの方も何らかの手段でベッドから起きて過ごす光景になっていた。相談に来られる方が語る高齢者の年齢や姿も異なった。

85歳前後、脳梗塞発症後、または、後遺症の方多かった20年前。現在は90歳越えの方で転倒や体調を崩して入院後、老々介護、独居で生活が困難という様に変わっている。

一番大きな印象は、親戚や地域の「目」や「ことば」を意識して、隠れて相談にくることがなくなったことです。
老いていくことのステージが高齢者も家族も変化してきたことを強く感じる。

老いの扱いかた


 老いを相談して眺めてきた私が、私の老いを伝えていく順番になる。家族を「施設へ預ける」という表現が一般的なのか?いささか不安があるけれど、高齢者を施設入所を相談に来られる方が使うフレーズだ。

もしかしたら、配偶者と子ども、甥姪でも違うのかもしれない。家族が施設に高齢者を「〇〇する」ことばが決める意味。
・入所をお願いする
・あずける
・看てもらう
・・・・。

この言葉の前には、「理由」がくっつくのだけれど・・・、私は相談の場面で感じる変化は、「棄老」習慣の姥捨て山という現世とあの世の中間のような、申し訳ないが厄介だから・・・。次のようなことも書いてます↓

しかし、ことばの中には、「当たり前」(無意識に)になってきた、施設で生活することはシステムの様になった印象を感じます。

相談を受けて介護サービスを提供する側から「介護を受ける可能性と考える様になった側」への意識の変化の影響も無意識にある気がします。

老いと老いが増えることを伝える


 ゆっくり進む老いは、高齢化率や出生率、年金・医療・介護の社会保障の数字で感じるだけで・・・風景の変化を感じているは、多分50代後半の世代からのような気がします。

活気と衰退の地域の風景とその中で、私の姿と気持ちが溶け込んでいく様子と周りの変化について、伝えていきたいのが私かもしれないです。

今日も、良き日になります様に、節目の第一日目の朝にnote(^_-)-☆

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