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商売繁盛めざして集客しよう その10

みなさま、こんにちは。
商売繁盛!支援委員会 まねきねこの記念すべき10回目の投稿は、中村から書かせてもらいます。

前回大谷さんからDBマーケティングに従事していると紹介がございましたので、最初に現職の話をできればと思います。

私は共通ポイント事業者として、会員様の購買履歴をもとに加盟企業の社長様へ経営課題解決の定期的な面談を行い、年間予算を立てて販促施策を運用し、月次、週次で現場責任者の方との課題解決の面談で店舗の改善、売場、品揃え、商品開発、販促面など幅広い分野で助言をしております。

データを活用して顧客理解を深めるテーマでお仕事をすることが多いので、
例えば40代〜50代のミドル層がどんな購買行動をしているのか、などデータからわかることがたくさんあります。
世代毎に消費行動には違いがあり、加盟店様がどのような客層を獲得したいのかにより、私の提案する打ち手も変わってきます。

最近は、ポイント加盟いただいている企業様の多くは現在のボリュームゾーンであるミドル層の下の世代を獲得したい課題は、
全体的にもたれている傾向があると感じる機会が増えてきました。

今日は若者世代はどんな消費行動をしているのか、少し触れていきます。
みなさんはリキッド消費という言葉は聞いたことがあるでしょうか。
Z世代などの若者で多く見られると言われている消費行動で、「もたざる」消費とも言われています。
比較されるソリッド消費という言葉もありますが、ソリッド消費とは所有を前提として、長期的に保有したい、物質主義な考え方です。
一軒家を買った、スポーツカーに乗っているなど、価値を自身で所有して消費する活動です。

一方、リキッド消費は、短期サイクルかつ所有を前提としないアクセス・ベースの消費行動を指します。
アクセス・ベース消費とは所有権が移転しない取引による消費のことで、レンタルやシェア、サブスクリプション、
コト・サービス消費などが該当します。

リキッド消費は、モノを所有する必要がなくなるため、ソリッド消費に比べて選択肢が増えると同時に、より変化に富んだライフスタイルの実現が可能になります。

現在、世の中のトレンドの移り変わりは、どんどん早くなっております。
そうすると商品に対する価値の変化のスピードも早まることで、生活の変化も進みます。

このように消費行動に目を向けることにより、企業側は、サービスのあり方、アプローチの仕方を変化させていく必要があると考えます。

さらに、顧客接点の多様化も進ことにより、どのように打ち手を考えていくべきか悩んでいる方も多いと思います。

来週のセミナーでは、顧客視点にたった自社の課題を知ることにより、買い手が「欲しい!」と思える仕掛けを作るお手伝いができればと思います。

次回は、デジタルマーケティングに従事されている佐合さんです!お楽しみに〜♪

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