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Trick Or Treat And Trains

ハロウィンと言う事でこの時期のトラックの荷台にはカボチャが山積みです。

(あるC.T.R.ウォッチャーの話)
「ここ数年ハロウィンが浸透しつつある
C.T.W.(Colour-Trash World、以下C.T.W.と表記)内の街中には、
カボチャを始めとしたハロウィンの飾り付けが
施されるようになった。
魔法使いに頼み込んで
外観をカボチャの形に変えて貰ったと言う店舗には
ハロウィン雑貨が並び、
飲食店では
店員が仮装していたり
場所によっては建物まるごと仮装していたり...
各地でイベントも開催されたりもして
クリスマス並みの盛り上がりを見せているようである。

余談ですが、魔法使いに建物をカボチャに変えて貰うために支払う費用(※材料費込み)は
この時期には跳ね上がるようです。

C.T.R.(Colour-Trash Railway、以下C.T.R.と表記)でも
長らく休車状態にあったのを整備した
13号機飴機関車の牽引による
ハロウィンのイベント列車の運行が
好評だった事に気を良くした広報部門が、
ハロウィンの
盛り上がりに一役買おう...
と言うよりも便乗するべく
C.T.R.の車両達にも
仮装をさせようと提案したのだった。
その提案には
車両達も大いに乗り気だったのだが、
運行管理部門や車両整備部門からの
猛反対に遭い結局、
「灯具類や電装品、連結器等
安全運行に干渉しない範囲で」
と言う条件付きで
許可が下りたとの事である。
そのような訳で、
思い思いの仮装をそれぞれ施した
C.T.R.の車両達も
ハロウィンに沸くC.T.W.中を
走行している訳なのだが、
今のこの瞬間も
先頭部分だけを
魔法でオオカミのような姿に変えて
「満月の光を浴びて
オオカミ男に変身してしまった」...などと言う触れ込みで
運行されている特急用車両は―
試運転時には特に問題は無かったのだそうだが、
駅に到着する度に
オオカミ男の扮装が
機器や電気系統に絡んでいたり
他にも何か異状は起きていないか...等々
整備担当者が
厳しくチェックをしていた。

駅構内の売店の店員も「乗客にショックを与えない範囲で」仮装をしております。

ちなみに、
「安全運行に支障が出る(可能性がある)」と言う理由で
運転士・車掌の仮装も禁止されているのだが、
羽鉛筆達や警報器等の翼の生えた各種設備、
駅員や清掃員、売店の販売員等のスタッフには
「利用者にショックを与えない範囲で」
仮装が認められているようである。

こちらのカラーチップ販売店の店員も仮装はしておりますが、
頭の中はクリスマス(に仕入れる色)の事で頭が一杯のようです。

尚、C.T.W.中のカラーチップに於いて
その季節に合った色のカラーチップは
(その季節の真っ只中には)大抵は
品薄になっている事が多いのだが、
今年は例年以上に
ハロウィンに於いて重宝されるような色が
飛ぶように売れたのだそうで、
そのような色は現在
(巷のカラーチップ販売店で)
軒並み在庫切れとなっており、
当面は再入荷も無い模様である。
尤もこの時期のカラーチップ販売店の多くは既に
クリスマスや年末年始の色の入荷準備の方に
関心が向いていたり
専念していたりするようだ」

・2023年 ・B4サイズ(210×297)程 ・水彩絵の具、水彩色鉛筆、水彩紙

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The town is crowded with people enjoying Halloween,
The trains are running in Halloween costumes.

(※BingChat、DeepL翻訳を使用・一部改変しております)
(BingChat, DeepL translation used and partially modified)

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(完成後)B4サイズ(210×297)程に切り取った水彩紙に
水彩絵の具、水彩色鉛筆で描いたもの。
ハロウィンイラストは以前、
Pumpkin Tricks & Treats 2017」と言う絵を
描いていたのですが、
(その絵を描いて以来)
かなり久々のものになるかと思います。


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