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[WC]成果と価値は別物[雑記]

「自信」という言葉。
これまでに数えきれないほど見、聞き、口にし、書いてきた単語でもちろん知っているつもりでいたけれど、本当の意味で理解していなかったかもと気付いた。

うまくいかなかったり、失敗したり、あーまだまだだなぁ、もっとしっかりしなきゃ。仕事でもプライベートでもそう感じる度に自分を怒ってダメ出しすることが多かった。自分でも気付かない自動スイッチ。レシーブ1つ取れなかったら鬼コーチに人格否定されるまで罵られる、みたいな。なんでそんなこともできないの、他の人はできている、いつまで経ってもダメな奴だ、と。

他の人が何かミスをしてそこまで責めることが出来るだろうか?改善のために注意したり、時には叱ることも必要かもしれない。だけど感情に任せて怒鳴ったり、その人自身を否定したら、それは怒鳴り暴言を吐いた人に問題があると言えるだろう。(中にはそういう人もいるだろうけど。できればいてほしくないけど)

他の人にはやってはいけないことは自分に対してもやってはいけないのでは? そもそも何でそうなるのだろうか?
「もっとこうありたい」という希望や自分に対する叱咤激励という意味もどこかにあるだろうけれど、うまくいかなかった時にどこかで「やっぱり」と思っていた気がする。私は私が失敗すると思っていた?うまくいくはずないと思っていた?それって信用していないってこと?めちゃくちゃ失礼なことでは!!
そしてもう一つ、「○○出来ない自分には価値がない」とどこかで思っていたということ。成果によって自分の価値が左右されると思っている。え?100点取らなきゃ生きている価値ないの?(極論すぎる)

自分をちゃんと心から信じてあげていないから不安になる。不安になると鬼コーチ化する、という仮説が立った。自分を信じる、というのは「私はなんでもできる!すごいんやで!(ドヤ)」ということではなく、失敗したりうまくいかなくても駄目の烙印を押さない。根拠なくても大丈夫って思う。そのうちできるようになるかもしれないし、そもそもできなくても私が私だということとは関係ない。本当に仲のいい気心知れた人たちって「○○だから」という条件で選んでいない。その人だから(好き)なのだ。自分にだってそう思っていていいはず。

成果や成績で評価される場面もあるかもしれない。ただそれはその場面や組織に限定した話であって、自分自身の価値は別だよ、と自分に言い続けていたいと思う。そして、そう気付いてから何となく心の中がじんわりあったかい日が続いている。何が出来ても出来なくても、あなたはあなたということに価値があるのだよ。

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