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最近読んだ本 【 その3 】

読んだ本の感想(というかメモ)を随時公開します。基本、完読して面白かった・参考になった本のみ。

時々、死んだふり(横尾忠則)#015

横尾忠則の老境。もう 90 歳近いのかな。横尾さんのエッセイは大体読んでいて、岡本太郎の本とはまた違う面白さがある。この人とオノ・ヨーコさんが亡くなったら、また時代の終わりを感じるんだろうなあ。。

人生パンク道場(町田康)#016

いわゆる甲本ヒロトの名言解答的なものを期待していたが、自分にはパンク?過ぎた。この人に人生相談するのもどうなんだというアレだが、そういう企画とノリなんだろう。
町田康(やすし じゃなくて こう だった)は他のエッセイと小説を1冊読んでみたのだけれど、自分には何がいいのかよく分からなかった。音楽の方は良かったんだけれど(これも歌詞はほとんど理解できないが・・)。
ただ、芥川賞を始め、かなりの文学賞を総なめにしているんですね。。

みみをすますように(酒井駒子)#017

単体の絵本でしか観たことがなかったので、このボリュームで網羅している1冊の画集としてみるとたまらない。決定版。

東京 23 区外さんぽ(泉麻人)#018

東京 23 区以外の全ての市町村の散歩ガイド。泉麻人は確か昔、中央線沿線の全ての駅と町を歩くコラム集を読んだ記憶があるが、個人の思い出とマニアックな視点が面白い。

東京都三多摩原人(久住昌之)#019

多摩っ子ならこちらもおすすめ。『孤独のグルメ』の武蔵野多摩回を見ていても分かるが、気付きが多摩あるあるで。というか地元が町内レベルで近いみたいで、食い入るように読んでしまった。

つげ義春 流れ雲旅(つげ義春・大崎紀夫・北井一夫)#020

1969 年〜1975 年までの旅行記の連載をまとめたもの。50 年前の寂れた漁村とか集落、湯治場がヤバい。それでも当時の感覚で既に「近代化」されてしまった感があったそうであるが、モノクロの写真とつげさんのイラストにある強烈な風景は今やどこにも残ってないんだろうな・・。
調布住みとは知らなかった。そういえば水木先生のアシスタントもしていたらしいし。つげ義春の旅本は全部読んでみたいですね。。

「山奥ニート」やってます。(石井あらた)#021

想像と違ってた。もっと農作業とか鶏育てたりとかがんばってるのかなと思ってたら、全然ユルかった。これは pha さんよりユルいかも(知らんけど)。文章は読みやすくて面白い。これは体験からしか語れないだろう。
今は結婚して山奥を出たらしい。それもリアルだ。

今回はこの辺で 🐤


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