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学ぶを取りに行く時代の到来

フリーランスになってから、「あーこの考え方知りたいな」と思う機会が増えた。

もともと勉強は嫌いじゃない。大学時代こそモラトリアム期間を過ごしたものの、高校で東大クラスに入れられてひねくれるまでは頑張っていたつもりだ。

その一方、会社が提供する勉強会は嫌いだった。真新しい情報が何もないから。ビジネスマナー研修で「自己紹介は、はきはきと声を出して」と小学校1年生から知ってることを言われた時には、ん??となったし、嘘はつけない性格なので、アンケート用紙に「それよりもここまで踏み込んだものが欲しかった!」と記入したくらいだ。

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一方、フリーランスになってから、自分で学ぶ機会が増えた。理由は簡単。働くについても、美容に関してもそうだけど、表面的な知識だけじゃ説得力が薄い文章になるからだ。

それにありとあらゆる知識の中に、読まれるための工夫が転がっていたりする。

あとは、単純に自分の知識をどんどん増やしたい。誰から指導を受ける環境でもないからこそ、このままの知識で時代が進んでいったら生き残れないのではないかと思っている。

でも、これはなにもフリーランスに限った話じゃない。時代はきっと、与えられた知識を待つのではなく、知識を取りに行く時代になっている。

偉い人たちによる一方的な講話ではなく、参加者同士のワークショップ、登壇者同士のトークセッションが日々行われていること、そしてそれにお金を払って訪れる人がいること、その模様をイベントレポートとしてアップするメディアがあることがその証拠だ。

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知識を取る方法は、いくらでも転がっている。従来の書籍や大学の講義を受ける方法に加えて、ライトなところでいうとWeb記事、ちょっとだけ勇気のいる場としては勉強会やイベントなどがある。正直、当日行くまで内容が何とも読めないイベントも多いけど、そこから派生した書籍を読んだりして、どんどん知識はつながっていく気がする。

イベントに足を運ぶのは、ちょっと…という方には、ぜひイベントレポートを読むなり、ハッシュタグをたどってみるのがおすすめだ。私自身、不特定多数の場がちょっとだけ苦手なので、よくこの方法を取る。

あとは、ありがたいことにSNSで書籍や知識を共有してくれる人もいる。

西村さん(@souta6945)神様か…と思い早速こちらには、参加させていただきました。

興味のある内容だけど、どこから取り掛かればいいのかわからない。そんな時にこのような情報を共有してくれる方は、本当にありがたい。

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加えて大事なことが2つ。

情報を捨てることだ。情報が溢れすぎている社会だからこそ、別に全部を深く知る必要はない。入口に触れて「あ、ここは違うな」と思ったら、そこの知識は人に任せても良いのだ。

そうすることで、いずれ自分の得意分野、強い分野というのは絞れていくだろう。

インプットの時間を確保することだ。これは、私自身、めちゃくちゃ課題に思っていることである。どうしても仕事に追われると、インプットの時間が取れない。

でも、もはやインプットも大事な仕事の一部であるんだから、手帳に思い切ってインプットという時間を入れることにしている。スケジュールを入れることで、自分自身にアポイントメントを取るのだ。

とはいえ、そんな風にしても、仕事に追われてしまうと見失いがちなことは多い。だから、理想としては読む本を共有し、大学のゼミの時みたいに、ここの部分を読んでこう感じたと話せる場が欲しいなと思う。

でも、もちろん興味は人によって異なるだろうから、ちょっと事情があってストップしていた書評を書くnoteをぼちぼち復活させようと思う。

なにも深く書こうとしなくていい。そういう風に意気込むから私は続かない。ちょっとした感想と呼んだ報告。それだけでも十分記憶には残る気がする。

今日はパソコンをいじらないと決めたからこそ、インプットの時間をしっかり取ろう。

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