2回目の選択
当時のうちの高校は
卒業したら就職したいから
と入って来る人がほとんどで。
なんならバブル期だったから
高卒でも優秀な子は一流企業へ就職していました。
わたしはというと
まだ働きたくないな〜
なんて甘い気持ちで進学希望。
勉強なんて全然していないから
いくつか受けた短大は全滅。
進路が決まらない中
時代は昭和から平成へ!
小渕さんがバーンと「平成」の文字を出したのを
前の晩うちに泊まっていた後輩たちと
寝ぼけまなこで見たのをおぼえています。
山岳部の冬の活動は
雪上訓練という名目でスキーをしていました。
ちゃんと雪の上にテント張って泊まっていたし
山スキーでかぐらのリフトより上に
登ったこともありますよ!
引退はしていても
だいたい3年生も雪上訓練に参加するんだけど
進路の決まらないわたしは
行っちゃダメ!と親に言われていました。
スキーに行きたい
でも進路が決まらない…
もういいや!
専門学校に行こう!
と、3年前の二の舞?
またしても楽なほうに流されていくのです。
山に行くときに計画立てたり
時刻表を見て運賃計算したりするのが楽しかったから
そうだ!観光専門学校に行こう!
と、都内にある専門学校に入ることにしました。
今自分で稼ぐようになって思うことは
お父さん、お母さん
本当ーーーにごめんなさい!
そんな適当な気持ちなわたしに
たくさんのお金を使ってくれたこと
感謝しかありません。
行き当たりばったりな人生は
今もそうなのかもしれないけど
行き当たりばったりで得たことが
すべて今につながっていることは実感しています。
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