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筆者について2(を書くつもりが気付けば地域おこし協力隊について説明している記事)

現在は、地域おこし協力隊としてとある町で『国際交流』と『幼児教育』の2つを柱に活動をしています。
今更ですが、私は今年で社会人6年目になる日本人です。
地域おこし協力隊として現在4年目を迎えます。
(本制度は、基本的に3年までとなっていますが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で活動ができなかった隊員に限り2年を上限に活動期間の延長が可能です)

地域おこし協力隊になる前は、大学卒業と同時にすぐに南米のボリビア多民族国にて2年間、行政の仕事をしていました。

私が地域おこし協力隊になった理由

帰国後、私が地域おこし協力隊の仕事を選んだ理由は、次の通りです。

①人混みが苦手だから
→私は、電車やバスでの移動が特に苦手です。駅で何度か体調が悪くなったことがあります。なので、都会での仕事より、毎日車通勤で、のんびりとしている自然に囲まれた地域に自分の身を置きたいと思ったのが1つ目の理由です。

②期限が決まっている仕事をしたかったから
→パンデミックが落ち着いたら、もう一度、外国で仕事がしたいと思っていました。日本はもちろん好きですが、日本の外で生きる自分も自分らしくて好きなんです。そのため、「多分3〜4年で辞めると思います!」という気持ちを抱いたまま、国内の正社員としてどこかで働くことに違和感がありました。(今、思えばもっと他に選択肢がある気がします。でも当時の私は、こう考えていました)

③興味のある分野を深めたかったから
→私は、地域おこし協力隊の”フリーミッション型”の活動をしています。(↔︎”ミッション型”と言って、活動業務の中身を予め、行政が決めて募集をしている形態もあります。)
”フリーミッション型”とは、いわゆる活動中のミッションは隊員個人が決めます。

地域おこし協力隊の”ミッション型”と”フリーミッション型”


”ミッション型”の募集内容は、例えばこういうのがあります。
・農業の後継者(何の農家さんになるのかその地域の特産物が多いです)
・移住・定住人口増加促進するための行政職員
・町の広報・PRの促進するための観光協会職員
↑この形の良い点は、今その地域にとって足りないところにピンポイントで人員を置けるということでしょうか?
応募する側にとっても、移住の後の仕事が具体的に想像しやすく、自身の経験と照らし合わせて応募するので、即戦力として地域おこしに貢献できるのかもしれません。

”フリーミッション型”は活動内容は基本的に指定がありません。
募集要項には、その活動で達成してほしいビジョンが掲載してありました。
例えば、
・町の活性化につながる活動
・町のPRにつながる活動
とかです。
これは、結局、活動の内容自体は隊員自身が決めてねということです。
デメリットとしては、その地域の方々からみると、地域おこしに繋がっているとわかりにくいところです。
それぞれ、自分の生活の中で、困っていることは違います。
自分が関心を抱いている分野の外で、外からきた人材が活動を始めても「それの何が地域おこしに繋がっているの?」となるわけです。

隊員自身が、自分の活動がどのように地域おこしに繋がっているのか説明ができて、行政が納得しているのであれば何の問題もないのですが、地域住民の理解を得るまで、時間がかかるかもしれません。

そして、私はこの形の地域おこし協力隊です。
理由は、私は、できること≠やりたいことだったからです。
できることとは、外国での経験を活かして地域おこしをすることです。
例えば、外国語教室を立ち上げるや、国際交流を促進するとかです。
当時24才でキャリアはほとんどありません。ミッション型の活動をするための知識や経験がほとんどありませんでした。

やりたいこととは、当時南米から帰ってきたわたしが興味関心があったのは、子どもに関わる何かということです。
南米で、子どもの貧困を目の当たりにした当時のわたしは、いつか戻って、南米の子どもたちの力になれる仕事をしたいという想いを持っていました。
そこで、まずは、幼児教育の勉強をしたい、子どもの社会情勢についてもっと知りたいと思っていたのです。

そこでこの”フリーミッション型”に目をつけました。
子どもたちの活躍できる場を増やすことは、必ず地域おこしに繋がるのでは?
(実際の気持ち的には、地域おこしを中心に子どもたちに関わっているわけではないので、この表現はあまり好きではありません)
で、あれば、わたしがそういった場所をつくろう。そしてそのためなら、地域おこし協力隊の活動期間に、幼児教育の勉強と経験を積むという理由ができるじゃないか!と。(ここまで書いて、誰かに怒られたりしないかな)

↑あくまで、応募当時に私が考えていたことです。

ということで、地域おこし協力隊”フリーミッション型”として活動を初めて、丸3年が経ちました。

できること≠やりたいことではなかったと書きましたが、
現在『国際交流』の活動もしており、行政と協働しながらある程度結果をがしてきていると思います。
『幼児教育』の活動では、本当に色々なことを勉強させていただきました。
地域おこしに繋がっているのか?と聞かれると、まだわかりません。
その判断を下すために、活動をしているわけではありませんし、何よりそう思うかどうかは私が決めることではないと思います。

結論


私が今の仕事を選んだ理由は、

①人混みが苦手だから
②期限が決まっている仕事をしたかったから
③興味のある分野を深めたかったから

です。この記事のタイトルは『筆者について2』にしたのに、気づくとまた地域おこし協力隊の説明をしてしまいました。
でも、こういった記事を少しずつ増やすことで、結果として私の人柄が読んでくださる皆様に届いたら嬉しいと思います。

わたしと同じような条件でお仕事を探されている方の参考になればと思います。
実際にどんな活動をしているのか、活動してみて応募前の想像と違ったことはあるのか、また書けたらと思います。

またね、 Muchas gracias.





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