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43歳の私が始めてみた生き方 その3

前回の続きです。
まだ読んでいない方は、こちらをどうぞ。


結論 

まず初めに結論ですが、望み通りの生き方はできていない状態です。
日々の出来事やタスクに追われ、毎日を慈しむ余裕はありません。
43歳の私が始めた生き方は、なかなか一筋縄ではいかないようです。

さて、そんな結論になってしまいましたが、何が私を阻んでいるのか、これからどう立て直していくかを考えていこうと思います。

できたこと・得られたこと

まず、できたこと、得られたことはこちら。
・半年間コーチングを受ける
・ライフオーガナイザー1級の勉強と資格取得
・コーチングの勉強とGCS認定コーチ資格を取得
・開業届提出
・ホームページ作成
・発信開始(note、音声配信)
・これらができたことによる自分への自信
・自分のやりたいことをやる=自分を大切にしたという満足感

こうしてみると、全て新しい仕事に関係することですね。
自分がやりたいことをやった1年でした。
スピード感もあり、昨年の自分よりも成長できたと感じられているので、そこは良かったなと思っています。

できなかったこと・変わらなかったこと

できなかったことはこちら

・家族や周りにいる人、日々の生活や出来事を大切に、今を慈しむ。

働き方も変え、やりたいことをやっている毎日。きっとストレスから解放されるだろうと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

むしろ、ストレスMAX・・・

新しい仕事に時間をかけたい私は、現実の生活や出来事への対応がおろそかになってしまうこともあり、それに対して自己嫌悪に陥ったりと、悪循環になっていました。

さて、どうする?

「二兎を追う者は一兎をも得ず」と言うように、両方を得ることは難しいのかもしれません。今はそういう時期だと割り切って、思い切り仕事に集中する方が、結果も出るかもしれません。

でも、そんな簡単に割り切ることはできない。
仕事もしたい、家庭も子育ても大切にしたい。

ならば、諦めずに模索しよう。

うまくいかなかった原因

1.曖昧

一番問題だったと感じるのは、そもそも「私が始めた生き方」に対する自分の認識が曖昧だったことです。

大切にするって、具体的にどういうこと?
慈しむってどういうこと?
何を基準にそれらができたと判断するの?

そこが曖昧だったから、自分ができたという感覚もないし、どうすれば良かったかも見えてこない。コーチングを学んでいる身としては、それこそコーチングで明確にしておけば良かったと思います。

2.現実を直視したくない

これ、私の正直な気持ちです。
頭では分かっているんです。本当に何かを実現したいなら、現状把握はとても大事ですよね。

時間がないと言うけれど、じゃあ毎日何に何時間使っているのか、細かく把握したことはある?
やりたい仕事というけれど、どんな仕事があって、どのくらい時間をかけたいのか?その時間をかける必要はあるのか?
日々の何にストレスを感じるのか、実際しっかりと確認したことはある?

これが、苦手なんですよね。。。

1日の時間の使い方を数日調べたことはありますが、調べていくうちに、結局時間ないじゃん、と気持ちが落ちてしまいます。
家計簿を付ける感覚と似ているんですが、現実が見えてきた時に冷静に分析ができないのかもしれません。支出を記載→自分の浪費に落ち込む→好きなもの買わなくなりストレス、みたいな。
現実が見えてきたときに、良い悪いの評価をしてしまっているようです。

3.凝り固まった価値観

0か100かの思考グセがあるので、仕事も家庭も子育ても全てバランス良く両立せねばならない、という価値観があると感じます。もしくは、仕事も家事も子育ても両立できる、という考え。

もし、バランスが取れずに悩んでいる方がいたら、「しっかりバランス取りましょう!」なんて私はきっと言わないはず。
けれど自分にはそんな風に声をかけてあげられないんですよね。

自分でも気づいていない〇〇すべき、といった価値観に囚われているかもしれません。

対策

1.生き方を具体的に言語化するためコーチングを受ける

コーチングを使って、まずは明確に表現できるようしていきたいです。そもそもどうしてその生き方がしたいのか、もう一度その部分も深く考えていくことで、見えてくるものがあると感じています。

2.現状把握は片づけの手順を参考に

片づけの手順は「出す、分ける、しまう」なのですが、その手順を使うと、良い悪いと評価せずに現状把握ができるかもしれません。片づけの練習にもなるし、一石二鳥です。

まず、普段やっていることを全て書き出す。やりたいことも全て書き出す。ストレスを感じることを全て書き出す。

書き出したものを、それぞれ4つに分類する(重要で緊急、重要だけど緊急じゃない、重要じゃないけど緊急、どちらでもない)

分けたものを空いている時間帯にスケジュール化する(重要で緊急→最優先 重要だけど緊急じゃない→じっくり時間が取れる日に 重要じゃないけど緊急→自分以外でもできないか確認 どちらでもない→やらない)

ポイントは2つ
・全て書き出すときは、後で分類しやすいように付箋などに書き出す。
・分類の際は悩まないで1秒で分ける感覚で。迷う場合は一旦「迷う」グループを作っておいて、全て分け終わったら、「迷う」グループを再度分ける。

3.いったん2つの対策をやってみる

凝り固まった価値観の部分は、1の言語化するためのコーチングで見えてくることがあると感じているので、まずは2つの対策をしてみようと思います。
仮説を立ててやってみる、うまくいかなかったら、検証し、再度仮説を立ててやってみる。トライアンドエラーでやっていくことが、少しずつ前に進むことなのかなと思います。

最後に

43歳の私が始めた生き方シリーズ、出来ていないという結論で、いったん終了となります。こんな風に試行錯誤している毎日が、まさに今の私の生き方なんだろうなと感じています。

人生の転機を迎えて、これからどうしていこうかと迷われている声を聞くことがあります。
私も同じように迷い、試行錯誤しながら前に進んでいます。このシリーズを読んだ方が、「私も前に進んでみようかな」と思ってくださったら幸いです。

これまで読んでいただき、本当にありがとうございました。


音声配信もしています。
「40代から始める居場所作りラジオ」こちらも是非聴いてみてくださいね。


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