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「りんごダイエット」の締めは 「オリーブオイル」

3日間のりんごダイエットを終えて、翌朝。なんとなくもったいなくて、午前中は半日ファスティングしました。今朝はジュースとハーブティーで、快適♪

「りんごダイエット」というのは、「3日間、りんごだけを食べるダイエット」で、りんごの持つ特別な働きを使った、体内毒素の排泄法です。ダイエットという名前ですが、目的は減量ではなく体内浄化。3日目の晩に、大さじ3杯のオリーブオイルを飲んで、終了です。
りんごダイエットについて、詳しくは昨日の記事をご覧頂けたら嬉しいです。
https://note.com/color_of_wind/n/n876afbaeb67a

昨夜は最終日だったので、オリーブオイルを飲みました。3日間、りんごしか食べられないことより、このオリーブオイルを飲むのがつらい…
。でも、これを飲むことで完了するのだから、飲まざるを得ない…。喉元にムウっとくるのを耐えつつ、なんとか飲み干しました。

一夜明けて、今朝はスッキリ。半日ファスティングすることにしたので、恒例のオレンジでジュースを作って飲みました。間もなくお昼ですが、空腹感、なし。食物への渇望感もなしで、良い感じです^^

オレンジジュース


イタリア、シチリア島での
オリーブオイル体験

りんごダイエットの締めに使うのは、コールドプレスのエクストラバージンオイル(自然なままのオイルで、熱を加えずに圧搾したもの)です。私が今回飲んだのも、1本4000円位の高級オイルだったのですが…結構きつかった。

こういう時に思い出すのが、スケッチ旅行で、イタリアのシチリア島に滞在していた時のこと。
部屋を借りて自炊していたのですが、オーナーのおばさんが数件先にお住まいでした。ある日、「パスタをご馳走するからおいで」と呼ばれ、おばさんのダイニングへ。キッチンには大きなガラス瓶に、数種類のオリーブオイルが入って並べられていました。
まず、パスタの具を作るのに使う。仕上げに別のを使う。そして、サラダ用にはまた別のを。「こんなに何種類もオイルを使うの?」と聞くと、「この子は何を言ってるの?当たり前でしょ!」と呆れた顔。

加熱調理に:オリーブオイル(熱を加えて精製された、黄色いオイル)
サラダやパンに:バージンオイル(オリーブの実を絞って、濾過したオイル)
香りづけに:エクストラバージンオイル(最高品質のバージンオイルで、黄緑色)

少なくとも、どの家庭でも、この3つはあるそうです。

料理中、「うわ、、、こんなに入れるのか」とびっくりするほどの量を使っていたのに、食べて見るとあっさり、さっぱり。少しもくどくない。なぜなんだろう…と不思議に思いつつ、完食。こうしているうちに、どんどん太ってしまうのでしょうね^^;

特に、香りづけオイルのおいしいこと!フルーツの果汁そのものでした。オリーブを圧搾して絞ったままのオイルだから、実際、果汁なんですね。
イタリアは至る所にオリーブ畑が広がっています。こちらのおばさんも、親戚に農家がいらっしゃるので、そちらで譲ってもらっているのか、あるいはどこかから購入しているのか…?

イタリアでのオリーブオイルは、日本の醤油に近い感覚があるように感じます。16世紀に南米からトマトが入ってくるまでは、調味料といえば、オリーブオイルと、塩、ハーブ。魚醤も使われていたようです。
自生していて、いずこでも収穫できるオリーブは、イタリアの食の歴史と切り離せないもの。それだけに、こだわって工夫をし、使い分けしてきたのでしょうね。

あのオイルなら、りんごダイエットの締めに飲んでも良いな…と、懐かしく、思い出しました。

オリーブオイル


近年では日本でも、小豆島などで栽培されていますから、機会があったら、足を伸ばしてみたいです(ただし、残念ながら、品質の基準は異なるそうです)。
それから、安価な「エクストラバージン」は、意図的に緑色に着色しているものも多く出回っているようで、残念です。

そろそろお昼の時間。
今日はダイエット明けなので、いきなりたくさん食べないように気をつけます。普通のファスティングと違って、回復食などを意識する必要はないと言われていますが、ほぼ水分だけのりんごを食べ続けた、3日間。
今日のところは、お野菜メインの軽いお食事にしておこうと思います。

先週、冷たい雨の日の外出で崩しかけた体調も、フルーツとお野菜のパワーですっかり回復。天の恵みに感謝しています。

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