【Shopify Tips:31】ディスカウントの設定方法【Xを購入するとYをプレゼント】
実店舗でよく見かけるセールと同じように、ECストア運営でも時期に合わせてセールをかけることができます。
利用できるディスカウントタイプは「商品の割引金額」「注文の割引金額」「Xを購入するとYをプレゼント」「無料配送」の4タイプです。
本記事では、「Xを購入するとYをプレゼント」タイプのディスカウントについてご紹介します。
ディスカウント方法と注意点・留意点
ディスカウントの作成方法
ディスカウントの作成
ディスカウント>「ディスカウントを作成」を選択します。
ディスカウントタイプを選択するモーダルウィンドウが表示されますので、今回は「Xを購入するとYをプレゼント」タイプを選択します。
ディスカウントの設定
以下の項目を設定していきます。
①方法
ディスカウントを適用する方法を設定します。
②お客様の購入数
購入数・金額でディスカウントの適用範囲を設定します。
例えば、「3つ購入」をディスカウントの条件としたい場合は「アイテムの最低数量」を選択し、数量に3を設定します。
対象商品は「特定の商品」もしくは「特定のコレクション」で指定できます。商品やコレクションは複数選択が可能です。
③割引が適用される商品
割引を適用する商品数量を設定します。
1つ無料のディスカウントにしたい場合は、数量に1を設定します。
対象商品は「特定の商品」もしくは「特定のコレクション」で指定できます。商品やコレクションは複数選択が可能です。
また、ディスカウントについては無料以外にも割引率を設定することも可能です。(Aを2つ購入で3つ目が50%OFFなど)
1回の注文で使用できる回数の上限を設定する
チェックして数字を入力することで、ディスカウント適用回数の上限設定が可能です。
④お客様の資格
「すべてのお客様」、「特定のお客様セグメント」、「特定のお客様」からクーポンを利用できる対象のお客様を選択できます。
⑤最大ディスカウントを使用する
このディスカウントを使用できる合計回数を制限する…
ストア全体で、このディスカウントを利用できる合計の回数を設定します。
指定された回数ディスカウントが実行されると、このディスカウントは利用不可となります。
お客様1人につき1回のみの使用とする…
1ユーザーにつきディスカウントは1回のみ使用可能としたい場合にこちらをチェックします。
⑥組み合わせ
このディスカウントと組み合わせができるディスカウント種類を選択します。
※実際に組み合わせを行うためには、双方がお互いのクーポン種類にチェックを入れておく必要があります。
⑦有効期間
ディスカウントの期限を設定することが可能です。
⑧販売チャネル
オンラインストア以外の販売チャネルでも利用できるようにしたい場合はチェックを入れます。
実際の使用例
「Xを購入するとYをプレゼント」を利用して実施できるディスカウントのキャンペーンをご紹介します。
まとめ買い割引
食器など同じ商品を複数購入されることが多いストアの場合は、まとめ買い割引を設定することが効果的です。
以下の設定で、「同じマグカップを3つ以上購入で1つ無料」というディスカウントを行うことができます。
セット割引
特定の商品ではなく、コレクションを対象として設定することでセット割引を行うことが可能です。
特定商品の購入でアイテムが割引(無料)という内容はまとめ買い割引と同様ですが、セット割引の場合はコレクション内の商品をお客様が自由に組み合わせられることが特徴です。
例えばトップスとボトムスの組み合わせや、スマホケースとストラップの組み合わせなど関連した商品をセットとして設定することでお客様の購買意欲向上も期待できます。
注意点
無料でプレゼントされる商品やディスカウントされる商品は自動でカートインされません。
ディスカウントを行う際はディスカウントの情報や対象商品をお客様に分かりやすく表示し、お客様自身でカートイン頂く必要があります。
まとめ
今回は「Xを購入するとYをプレゼント」のディスカウント設定についてご紹介しました。こちらを利用することでクロスセルを増やす効果も期待できます。
ディスカウントの設定については過去にもご紹介しているので併せてご参考ください!
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