コロンドン

今は地方出身のど庶民だが、私の過去世は大貴族だったらしい。高次元の存在によると「貴族性…

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今は地方出身のど庶民だが、私の過去世は大貴族だったらしい。高次元の存在によると「貴族性質の名残りで幼い頃から身の回りの調和の悪さに辟易し、無意識に改善を繰り返していたのよ」と言う。高次元のススメもあり、貴族スピリットが感じる私なりの「調和」をつづっていこうと思う。

最近の記事

美しいひらがな⑩私が「こ」について言いたいこと

今日は「こ」を書く。 極端に言えば、横棒を2本書くだけのシンプルなひらがな。 しかしシンプルなものは奥深い。 POINT 1 空間をあける 押しつぶされたような印象。これは狭すぎる。 空間を広げて開ける。空間の開け方はその人なりの感性が鍵になる。 POINT 2 角度 たった2画しかない「こ」は角度を気にするだけで大きく変わる。直線的に書いてみた例だが、これは感性が感じられない形体だ。 右肩下がりと、右肩上がりの組み合わせ。なんだかにやけているようにも見え

    • 美しいひらがな⑨私が「け」について言いたいこと

      今日は「け」を書く。 伸びやかで繊細に表現できるため 好きなひらがなのひとつだ。 POINT 1 空間をあける へんとつくりの間のバランス。これは比較的「空間」を狭くして書いてみた。縮こまった印象。 空間をあけて広々書いてみた。この方が清々しい。 POINT 2 縦ラインを長く つくりの縦ラインの長さについて。へんと同じ長さ、高さに短く書いてみた。バランスが良いとは言えない。 縦ラインは、へんより高い位置から長めに下ろしてくると伸びやかだ。 POINT 3 横

      • 美しいひらがな⑧私が「く」について言いたいこと

        今日は「く」について。 シンプルな字だが 少しポイントがズレるとへなちょこになりかねない。 POINT 1 折る位置 方向を変える位置を少し上で折ってみた。アンバランスで心地よくない。 中心から上下シンメトリーな位置で折る。とてもバランスがいい。 POINT 2 少し反る 筆圧の変化もニュアンスも入れず、まっすぐに書いてみた。 大なり小なり<>の記号にしか見えない。 軽く反らせるだけでひらがなと理解できる。 しかし反らしすぎは要注意。 POINT 3

        • 美しいひらがな⑦私が「き」について言いたいこと

          今日は「き」を書く。 人によって様々なバリエーションがある ひらがなの一つだが 私の場合はこう書く。 POINT 1 芯の位置 上から下ろす芯を、肋骨のような横棒の「中心」に書いてみた。すると全体像も歪んでしまったし、間が抜けた感じになった。 少し右に寄せて芯棒を下ろす。キリッと引き締まった印象になる。 POINT 2 すきまの間隔と芯の長さ 肋骨のような横棒のすきまを開いて書いてみた。するとハネ部分へのアプローチが短くなってしまった。これは美しいとは言い難

        美しいひらがな⑩私が「こ」について言いたいこと

          美しいひらがな⑥私が「か」について言いたいこと

          POINT 1 棒の長さ 短すぎず。長すぎず。私はこの長さがちょうどいい。 POINT 2 点の長さ この箇所も、良い塩梅を見つけて欲しいと思う。 私は最後の「か」がちょうどいい。 POINT 3 角の丸み ひらがなたるもの「丸み」は大切な美しいポイントだと思っている。 書き始めに力を加え、カーブに差し掛かるあたりは筆圧を下げて力を抜いているため自然と丸みが出る。カーブに力を加えると角になり、カタカナのような印象になるので、私としてはNGだ。 POINT 4

          美しいひらがな⑥私が「か」について言いたいこと

          美しいひらがな⑤私が「お」について言いたいこと。

          今日も「お」を書いてみた。 「あ」のポイントに近いので 共通点をみつけて 書き比べてみるのも良いかもしれない。 POINT 1 丸みをつくらない 子供が書くようなかわいい字だが、大人の字としては少々知性にかけるように思える。 「の」の字の方向転換する位置を、しっかり三角形を作るように書くと、シャープで筋の通った人格者のような印象になる。 POINT 2 袋は小さく 「あ」と同様に、袋の空間を大きく開けすぎてしまった例。存在感がありダイナミックな印象なので、もう

          美しいひらがな⑤私が「お」について言いたいこと。

          美しいひらがな④私が「え」について言いたいこと。

          今日は「え」を書いてみた。 あらためて「え」を書いてみて いつもどのように書いていたのかと 混乱してきた。 相当な数の「え」を書いてみたのだが 混乱している理由がやっとわかった。 「え」と「之」が似ていた。 「之」は漢字だが やはりひらがなの柔らかな印象とは一味違った。 POINT 1 ちょうどいい体型(二画目の横棒) 二画目を異様に長く書いてみた。 超広角レンズのような不思議さはあるが、日常ではNGだ。 これも二画目の出だしを短かくしてみた。 ワシっ鼻(わ

          美しいひらがな④私が「え」について言いたいこと。

          美しいひらがな③私が「う」について言いたいこと。

          今日も私の「う」を書いてみた。 基本的にはタテ書きを意識して書いているので 横書きの場合は、ノートの罫線からはみ出し過ぎないように 注意してほしい。 POINT 1 しっかり下へ伸ばす 意識しすぎて不自然になってしまうぐらい 最後に止めてしまう心地悪さがある。 「う」の醍醐味はできるだけ下に伸ばすことにあると思う。 人それぞれ好みがあるが、私は下へ伸ばす「う」が好みだ。 POINT 2 反る 最初の一画を極端に丸く書いてみた。 笑いかけているようにも見える。ほ

          美しいひらがな③私が「う」について言いたいこと。

          美しいひらがな②私が「い」について言いたいこと。

          今日は 私の「い」を書く。 シンプルなだけに、なめてかかると ブサイクになる時がある。 POINT. 1 筆圧を変える ゴシック体のよう読みやすいが日本語の美しさが表現できていない。 出発点を細く、徐々に力を加えていく。 二画目も同様に、最後に圧を上げてしっかり止める。 止めてから上に跳ね上げるような意識をするといい。 POINT. 2 右上がりに 二画目を下げると困ったような「い」になる。 これも悪くはないが、基本的な「い」としてはもう少し修正したい。 気にす

          美しいひらがな②私が「い」について言いたいこと。

          美しいひらがな① 私が「あ」について言いたいこと。

          今日から、私の「ひらがな」を書く。 日々意識しているポイントもふまえて 解説していこうと思う。 POINT. 1 少し右肩上がりになるように。 あえて右肩下がりに書いてみた。 かわいらしい雰囲気だが、少しだらしがないイメージとなる。 少し右肩上がりを意識するだけで ぐっと勢いがつく。 POINT. 2 下へ流れるように。 極端に書いているが、ビジネスシーンなどに使う文字としてはNG。 しかし最後の伸び代を意識することで、文字から文字への導線ができ スムーズに次の文

          美しいひらがな① 私が「あ」について言いたいこと。

          美しい文字④文字はアートでありデザイン。

          ある絵画を見て 美しいと思う人もいれば センスがないと思う人もいるし
 何も感じない人もいるはずだ。 私にとって文字も同じ。 賛否両論あると思うが 
感性は人の数だけある。 誰かに美しいと思われなくてもいいし。 ヘタだと思うならそれも自由。 うまい、ヘタではなく 自分らしい字であることが 美しさだと思っている。 目の前で名前を書き 「私はこんな人です」 と名刺として使ったっていい。 「なるほど、そうなんですね」と 風の時代のこれからは、 こういう自己紹介もアリ

          美しい文字④文字はアートでありデザイン。

          美しい文字③姿勢を正すと良いことだらけ

          日本語はタテに書くようにできているはずだ。 横書きのノートの場合、ブツッ、ブツッ、と 文字から文字への流れをとめなければならない。 タテ書きの場合、 指揮者がタクトを振るように 筆圧の強弱を変え文字から文字へ上から下へ流れるように書く。 とても気持ちがいい。 ひらがなを美しく書けないと思ってる人は まずタテ書きで、紙からペン先を離さずに 練習してみることをおすすめする。 そして次に 姿勢を重視させていただきたい。 絵を描く時も。 食事の時も。 ゴルフの時も。 料理

          美しい文字③姿勢を正すと良いことだらけ

          美しい文字②性格を変えたいなら、文字を変えてみる

          似たような字を書く人が多いと その人たちの日常の振る舞いを観察しつつ ググったり書籍などで調べる。 これを繰り返す。 枠いっぱいに大きな字を書く人は、おおらか。 逆に小さい文字は、慎重派。 丸文字の人は、意思表示が苦手だけど人の気持ちがわかる人。 ハネが強い人は責任感が強い。 文章の文字にばらつきがあってバランスが取れていない人は、熱しやすく冷めやすいし優柔不断。 でも私は 「この人はバランスが悪い」と判断したとしても また違う機会に書いた文字をまた見てみたり

          美しい文字②性格を変えたいなら、文字を変えてみる

          美しい文字①人格は字にでる

          小学生時代の私は 帰宅するとすぐランドセルを玄関に置き すぐ遊びに出かけていたし 大人の言うことは、子供ながらに納得しないと 素直に従うことがなかった。 学校の勉強は嫌いで、興味がない内容を学ばなければならない状況に違和感があった。今だにそれはある。 宿題をした記憶もあまりないが、たぶんのび太のように廊下に立たされるような事態は目立つし、先生の対応が面倒なことになるのは避けけていたから様子をみてこなしていたと思う。 でもなぜか祖母が自宅に泊まっているときだけ、帰宅する

          美しい文字①人格は字にでる