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美しい文字①人格は字にでる

小学生時代の私は
帰宅するとすぐランドセルを玄関に置き
すぐ遊びに出かけていたし


大人の言うことは、子供ながらに納得しないと
素直に従うことがなかった。


学校の勉強は嫌いで、興味がない内容を学ばなければならない状況に違和感があった。今だにそれはある。


宿題をした記憶もあまりないが、たぶんのび太のように廊下に立たされるような事態は目立つし、先生の対応が面倒なことになるのは避けけていたから様子をみてこなしていたと思う。

でもなぜか祖母が自宅に泊まっているときだけ、帰宅するとすぐ祖母の部屋へ行く。


漢字の練習をするのだが、これは特にあらがうこともなくやった。

祖母はハネと筆圧が特徴的でとてもダイナミックなどちらかというと男らしい字だった。

そしてまた、父の書く文字もよく真似ていた。


父の字はどことなく繊細で綺麗だと子供ながらに感じ、こんな字を書きたくて、気づけばノートやチラシの裏によく模写していた。

母の字はうまいというか大人の字ではあったが、フォルムよりもとにかくその早さに驚いていた。


学校関連の申込書や先生への手紙などの書き込みを見ていると、流れるように字から字へと駆け抜ける。


大人になるとこんなに早く文字が書けるようになるのか、と感心した。

中学、高校も学校の先生が書く黒板の字は様々だったが、例のごとく綺麗な先生の字はノートをとることで真似がはじまる。


私のノートは、文字の強弱や見やすくカテゴリー分されていて、色ぺんをうまく使いとても見やすい。


授業中のノートは綺麗にレイアウトするためにつけていただけなので、もちろん中身が頭に入るわけもなく、テストの点数はいつも平均より下。

とはいえ、
書道やペン字だけに夢中になっていたかというとそうでもない。習字の塾へ行く気もないから、書き方のルールも基本も知らない。


ただバランス良いフォルムの文字を自分の日常に表したかっただけなのだろう。


結果的に正月の書初めは、小さく長方形にカットされた「金」か「銀」の折り紙が貼られることが多かった。


とりわけ習字の場合は絵のようなものだったから、書き終わった文字に筆で塗り足したりもした。


特に書初めは太い筆だったし、自宅でゆっくりできるから誰の目も気にせず修正しやすかった。


このハネは勢いが弱い、このラインは細すぎだ、などと思いながら。


高校時代からの友人は、私の年賀はがきを見て面食らったらしい。
可愛げはいっさいない高齢者が書いたような筆文字の宛名。


当時は、可愛らしい丸文字や漫画字が学内を席巻していた。
私はなぜ書けないのだろうかと少々悩んだりもしたが、


あっさりあきらめたおかげで
その面食らった友人は、当時こっそり私のノートなどの字を盗み見し練習していたようだ。

10代の後半になると
人の書く字をよく観察していて気づくことがあった。


人格は書く文字にでる。


テレビ番組や心理学などでも取り沙汰されていたテーマだったが、私はとくに文献や本を読んだわけでも学んだわけでもない。

ただ時折、自分の字のフォルムの修正を続け、他人が書いた文字を観察していただけだが、


人格と文字はリンクするのかもしれないと思うようになった。


まる文字の人、筆圧が薄い人、小さい字の人、
身の回りにいる人だけでも様々な字を書く。


今でも変わりなく続けている、趣味のひとつだ。
字を見て比較検証。PDCAというやつだ。無意識に。


次回は、美しい文字を書くために自分自身も他人も観察してきた結果、性格分析に至った話をしたいと思う。






最後に. . .


まさか、このような些細な、日常のささやかな趣味を公開するとは
心の片隅にもなかったことだ。


ではなぜ書いてみたかというと、


高次元の存在たちに強くススメられたから。(プロフィール参照)


オススメというより、自立プログラムの一貫だと認識している。


生まれてから数十年
一般人の環境下で雲隠れしてしまっているらしい貴族の感性。


それを呼び起こすために
高次元のみんながこの2年近くもアドバイスをくれている。


でも、誰よりも変化が遅い、先に進まない、と
凹んだり不甲斐なさを感じて涙する日もあった。


魂がもつ性質として、人一倍めんどくさがりで腰が重いから、らしいが
ダイエットなら体重が減らないようなものだ。


しかし卒業まではあと少し。ここまでやっときた。
今はどうすれば卒業できるのかはわかっている。
あとはやるだけ。行動するだけ。


最後のミッションを心掛けつつ
これからこの場で
私の主観的な世界を書き続けて行こうと思う。


最後まで読んでくれて
ありがとう。


これからも読んでくれたら嬉しいです。


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