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クラウドファンディング『WITH VERDY #ヴェルディとともに』

東京ヴェルディカレッジでは、東京ヴェルディ公式アプリ『TOKYO VERDY OFFICIAL FAN APP』のブログ「クラブスタッフ奮闘記」の執筆を担当しています。こちらの記事は、ヴェルディのクラブスタッフの方々にカレッジ生がインタビューを行い、それを基にヴェルディが行っている様々な施策の裏側について解説していくものです。
ブログに掲載された記事の一部をnoteにて公開していますが、今回は特別に記事全文を公開します。アプリにて『TVEW2020』の裏側『Unite For Future』の裏側など、様々なトピックが公開されているので、是非そちらも合せてご覧ください。

執筆

メディアプロモーショングループ:山野竜晟(2期生)

今回のクラブスタッフ奮闘記は、10月16日から開始した、クラウドファンディングについて書きました。クラウドファンディングを実施するに至った経緯や、『WITH VERDY』に寄せる想いなどについてお話いたします。また最後に、皆さまへお伝えしたいこともありますので、ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。

■『WITH VERDY』を開始したきっかけ

クラウドファンディングを実施したきっかけは、他でもなく新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、経営面で大きな打撃を受けたことです。コロナ禍の厳しい状況においても、集客によるチケット収入やグッズ販売、オークション等で、苦しい状況を打破しようと試みてきました。実際に、それらの収入面においても、ファン・サポーターの方々にはいつも以上にご協力いただき、大きな負担をおかけしてきました。

しかしながら、これらの取り組みだけではコロナ禍の減収幅をカバーすることが非常に厳しいのが現状です。そのため、大幅な減収が見込まれるクラブ経営への支援を募ること、またその先の明るい未来を、皆様とともに切り開くことを目的として、今回クラウドファンディングを実施することを決めました。

■『WITH VERDY』にかける想い

今回のプロジェクト名『WITH VERDY #ヴェルディとともにには、大きな想いが込められています。この経営状況を打破するためには、ファン・サポーターの皆様、そしてパートナー企業様など、ヴェルディに関わる全てのステークホルダーの協力が必要不可欠です。そのために、みんなが結束し、この危機を乗り越えるんだという強い想いを込めて、『WITH VERDY #ヴェルディとともに 』というプロジェクト名を掲げました。

このプロジェクトを実施することで、クラブの経営が非常に苦しい状況に陥っているという現実を改めて共有し、支援が必要なほどその状況が深刻だということを明確に示したかったのです。これは、支えてくれる皆様とヴェルディがともに手を携えてコロナ禍に打ち勝ち、ともにヴェルディの未来を築いていくために必要な投資です。前述の通り、コロナ禍において様々な場面で、ファン・サポーターの皆様には多大なるご支援とご協力をお願いしているのにも関わらず、更なるご支援をお願いしなければなりません。

■収入減だけではないコロナ禍の影響

現在、どのような状況であるのかを少しお話させていただきます。まずは、スタジアムにおける施策です。本来であれば、ご来場いただいた方々に楽しんでいただけるスタジアムづくりに努めなければいけない立場なのですが、現状は我慢しながらの運営が続いているのが事実です。

コロナ禍の試合運営では、例年以上に警備や備品などにコストがかかります。例えば、皆様がご着席いただく場所を明確に把握しなければいけないため、全席指定対応を取らせていただいていますが、それによって券面チェックの人員を増加したりと、昨年まで発生しなかった必要な経費が新たに発生している状況です。

上記は一例に過ぎませんが、コロナ対策には『お金』と『時間』を割かなければならず、本来するべき様々な施策を行うことができていません。スタジアムでのリボンビジョンの使用やキッズパークのコンテンツ拡充など、来場された皆様の満足度を高めるために実施すべき施策に『お金』と『時間』をかけられていないのが現実です。当然、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して、安全かつ安心して観戦できる環境を整えることが、今は最優先される施策ではあります。しかし、我々の使命はお越しいただいた皆様に楽しいスタジアム体験を提供すること。そのジレンマにスタッフ一同歯がゆい思いでいます。

■苦しい状況は続く

正直申し上げて、この苦しい状況をきちんと皆様に共有ができていないと思っています。ここに関しては、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。この深刻な状況を、ファン・サポーターの皆様にきちんと共有できていないことに危機感を抱いています。

コロナの影響は、今年だけではなく、来シーズンも確実に残ります。さらには、再来年以降も少なからず影響が及ぶことが想定されます。クラウドファンディング以外でも、もちろん様々な方法を模索していますが、『WITH VERDY』に込めた想いを、きちんとファン・サポーターの皆様にもお伝えしいなければいけなかったのに、この点は猛省しています。

ただ、その中でも、少しでも楽しんでもらいたいという社員全員の想いを乗せて、リターン品を様々ご用意しました。少しでもヴェルディらしさを表現できるようにと考え、ご用意しています。

■最後に伝えたいこと

現時点(11月18日時点)で、700万円以上のご支援を賜り、大変嬉しく思っております。
またクラブの活動に、日頃からご支援、ご協力をいただいている、ファン・サポーターの皆様には本当に感謝申し上げます。
現状、皆様に伝え切れていないこの状況を、今回のような形で伝えることを続けていきたいと考えています。また試合会場においても、クラウドファンディングブースを設置して、ご来場の皆様と対話ができる機会を設けております。ぜひ、ご不明な点などございましたら、こちらのブースまでお立ち寄りください。

このクラウドファンディングを機に、良い軌道に乗っていけるように、皆様のお力をお借りできれば幸いです。

まずは、第一関門である目標金額3,000万円。そして、その先まで。

ヴェルディの未来のために、『WITH VERDY』へのご支援とご協力のほど、何卒宜しくお願いいたします。

東京Vクラウドファンディング『WITH VERDY #ヴェルディとともに

東京ヴェルディ公式アプリ『TOKYO VERDY OFFICIAL FAN APP』では、他にも多数記事を用意しております。是非、ご利用ください!

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