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不動産会社は1社に任せるべき?【自宅購入の失敗談①】

こんにちは!おかです。

私事ですが、34歳の時、夢のマイホームを建てました。

当時、夫婦揃って、不動産のこともお金のことも、何にもわからなくて。ただ、家が欲しい。という状態です。

不動産業界の裏話や仕組みを知った今、「もっとこうすればよかった・・」「あの時知っていれば・・」と思うことばかりです。あぁ悔やまれる。
(とはいえ、今の家にはとても満足しています)

値下げ交渉や諸費用などお金のこと、家探しの注意点、要注意な不動産営業マンの特徴、家を建てた後に「ケチらなければよかった」と思ったことetc..

私の家購入までの実体験を元に、元大手不動産会社の敏腕営業マンが、不動産会社の裏事情やアドバイスをお伝えします。

「いつか家を買いたい!」と考えている方は、ヒントになると思うのでぜひ読んでみてください。

まずは内見へ

「家買うのってどうしたらいいの?とりあえず見に行くしかないよね」と、SUUMOで希望の物件を探してみることにしました。

当初の希望条件はこんな感じ。

・横浜駅まで電車で10分以内
・駅から15分以内
・できれば平坦な道
・駐車場付き
・庭、あるいはルーフバルコニー付き
・リビングが20畳以上
・リビングが1階
・日当たりが良い
・新築がベスト、物件が良ければ中古も可
・窓開けたら隣の家の壁がタッチできる、とか嫌

良さそうな物件があったので、物件情報に記載されている不動産会社に「今日内見したいんですが・・・」と電話すると、「大丈夫ですよ〜」とのこと。感じの良い営業マンが案内してくれました。

物件は日当たりも良く、リビングも広く、ものすごく良いけど、ものすごく坂の上!!

「酔っ払ってこの坂登る自信ないね」と、見送りました。家探しは始まったばかりですしね。

それからは、休みのたびに、気に入った物件を見つけては、記載されている不動産会社に電話して、内見して、を繰り返していたら、何が起こったかというと。

複数社の営業マンからの電話ラッシュです。

当時、その物件の(広告を出している)担当の不動産会社しか、内見の案内ができないと思っていたのです。10社近くに携帯電話など個人情報をばらまいてしまいました。

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【元敏腕営業マンより】

どの不動産会社でも、ほとんどの物件は案内ができます。
(囲い込みなどの不正もたまにあり。参考記事はこちら

とは言え、高い買い物なので、信頼できる担当者と会えるまでは、いろんな会社の営業マンを見てみるのをオススメします。

不動産会社は1社に絞るべからず

実際、会社というか、担当者により、提案力も押しの強さも、言うことも全然違う!という印象を受けました。

私が出会った営業マンの中で、特に印象的な3人をあげてみます。

A社:20代。既婚子供なし。若いけど体育会系で礼儀正しく、熱意がある。「最初は、欲しいものや条件は諦めずに探してみましょう!とことん付き合いますので!」

B社:30代。既婚子供あり。落ち着いている。子供がいたらこの機能良いですよ。と提案してくれる。「理想通りの家はないので、優先順位低いものは諦めましょう」

C社:20代前半。独身。知識と経験は豊富ではなさそう。頼りがいは無いけど、少年のような雰囲気が故に親心が出る。メールや電話での物件紹介の連絡が多い。「多少狭くてもやっぱり駅近が一番ですよ!」

営業マンなので、みんな人当たりはよく、印象の悪い人はいませんでした。だからこそ、選ぶのが難しい!!

私は結局、A社の営業マンが一番親身になってくれ、信頼できると感じたので、A社に任せることにしました。

きっと、現実的な意見を言ってほしい、知識や経験がある方が良い。と考える人もいると思うので、好みですね。

【元敏腕営業マンより】

知識や(値下げ)交渉力があるか、契約後のフォローなど、本当に顧客の立場に立ってくれているのかなんて、正直わかりません。合う合わないがあるので、不動産会社の規模よりも、結局は営業マンとの相性です。

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出産当日にも営業電話

余談ですが、C社の営業マンは、押しが強すぎてお別れすることとなりました。

実は家探しをしていたのが妊娠中。C社の彼は、営業熱心なのはいいんですが、電話も結構頻繁にかけてくる。「もうすぐ出産予定なんです。出産したらしばらくは家探しはお休みします」と伝えていました。

出産した当日、C社の彼から着信がありました。おすすめ物件のメールも来ていたので、「昨日出産したので、当分家探しはお休みします。再開する際にはこちらから連絡します」と、割と丁寧に返信をしました。

すると翌日、また電話が来たのです。
「良い家があったので電話しちゃいました」と。

「昨日メールしましたが、出産したので当分家探しはお休みします。再開する際にはこちらから連絡します」
そう言って電話を切りました。

するとまた翌日、また電話が来たのです。

「良い家があったので電話しちゃいました」と。

あれっ家探し休みって伝えたよね・・・。このやり取り何回しなきゃいけないんだろ。

ぐるぐる考えた末、
「何があってもあなたからは家を買わないので、もう連絡いただかなくて結構です」
と、キレ気味で伝えたら、もう連絡が来る事はなかったです。

きっとノルマがあったり、上司から詰められたりで、彼も必死だったんでしょう。怒ってごめんなさい。出産直後で疲れていたんです。

【元敏腕営業マンより】

営業電話が嫌なら、「もう買う気がない」「他の会社で決めました」と、きちんと断るのが一番。

HowMaでは、希望エリアのお得物件が一目でわかりますよ!→こちらより

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