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オーガニック駄菓子屋がやってきた。

6月13日(火)タマリー住人である「まるみな」さんのご提案で
タマリーの軒先にオーガニック駄菓子屋を
試験的にオープンしてみました!

まるみなさんはタマリーのように大人も子どもも、
多様な方々がその人らしく、人と交われる場に興味を持ってあり
まずは、その接点づくりとしてオーガニック駄菓子屋を開業してあります。
所在はなく、イベント出店という形で動かれてあります。

子どもたちの下校時間に合わせ15:00ごろからオープン。
下校してくる子どもたちは、もの珍しそうに眺めます。
そんな子どもたちに、
「こんにちはー!オーガニック駄菓子屋やってます。
お家に帰って、また覗きに来てねー」って
声をかけます。

普段タマリーの中に入っていて、なかなか外に出ない私も
様子を見に出ると、
意外に小学生ここを通って帰るんだなー。
とか、きちんと挨拶してくれるなー。とか
中に居ては分からなかったことが見えてきます。

途中、まるみなさんが中に入って来て
「さっき、お腹が痛そうな男の子が帰っていて
目の前でしゃがみこんだから、声かけたけど、
お家すぐ近くです。って行っちゃった…
大丈夫だったかな…?もう少し何か聞けばよかった…。」と
心配そうに話してきました。
外に出てみたけど、もう姿は見当たらないし、
でも、心配そうなまるみなさん。

私が、「店の前にいるからちょっと行ってきます?」
と言うと走って、男の子が向かった方向に。
結局、男の子には会えなかったけど、近くで掃除をしていた
おじいさんが、その子にはお姉ちゃんがいることを教えてくださったらしく
お家で一人じゃないことを知れてホッとした様子で
まるみなさんは、また、走って戻ってきました。

感覚ですけど、地域ってこういうことだよなって思います。
めちゃ知り合いじゃないけど、顔を知っていて
その中に、いい感じのおせっかいな人がいて
何となく、みんながその人の暮らしを知っている。
いざという時は、助け合える関係性みたいな。

その後も、小さいお子様を連れたご家族が、
前から気になっていて一度行ってみたいねって言ってたんです。と
駄菓子を買われて、私も一緒にお話しをしたり。

軒先を開くことをしていなければ感じられないことや
新たな出会いがたった数時間の間にありました。

タマリーという場に今来てくださっている方は
大半の方が、ここを探して足を運んでくださる方が多いです。
その中で、地域の方に知ってもらうって言うのは
アプローチの仕方も全く変わってきます。
SNSではなく、こうやって実際に外にでて存在を知ってもらう。
そんな地道な時間が必要です。

地域の中にありながら、なかなかそれが出来なかったタマリーにとって
オーガニック駄菓子屋を通じ、関わりを持つきっかけを頂けること
本当にありがたいなと思っています。

オーガニック駄菓子屋は、まだ始動したばかりです。
これから、続けていくうちにきっと
「まるみなさんのオーガニック駄菓子屋」が
軒先にあることが大きな意味をもつようになると思います。
タマリーもまた、今までとは違う地域に向けての場としても
機能してくるのだとワクワクしています。

オーガニック駄菓子屋の次のオープン日は、
6月22日(木)15:00~です。
試験運行となりますので、品数は少ないですが
まるみなさんに会いに来てくださいね。


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