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あなたの中に眠る"陰陽五行"の生命エネルギーをチューニングしませんか?

先日、ある特定の方々を対象に、”あなたの生活に彩りを蘇らせる
“陰陽五行”活用術”
というタイトルでセミナーを開催しました。

”陰陽五行”と聞いて、みなさん、何をイメージされますか?

少し前に流行した陰陽師(おんみょうじ)、とか、ちょっと知っている人だと四柱推命とか、マクロビオティックなどを思いつく方もいらっしゃるかもしれません。

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”陰陽五行”は自然の理(ことわり)

私自身、2010年に新旧あん摩マッサージ指圧師の資格を取得して以来、11年間鍼灸師を生業としてきたわけですが、その鍼灸治療において、陰陽五行は不可欠な理論です。

これがないと治療が成り立ちません。

それはなぜか?

身体という自然を相手にしている仕事だからです。

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”陰陽五行”とは、科学技術などが発達していなかった時代に、四季の巡る生活の中で人々が肌感覚で掴んだ自然の摂理です。

よって、その自然の摂理に従った生活を送ることで、自分という心身の巡りも良くなり、健やかに生きることができる、という真理、なのです。


陰陽五行という自然のリズムを忘れてしまった私たち

ただ、日常を慌ただしく送っていると、季節の巡りにさえも意識を向けることが難しくなりますよね。

子育てに追われる私もまさにそうです。

子ども、という一番自然に近い存在に触れていてもそうなのですから...

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息子、一歳2ヶ月になりました。


でも、だからこそ、

自分の中で自然と共鳴しながら刻まれている生命本来ののリズムに、もう一度耳を傾けてみよう、

そんな思いから、自分のために開催したセミナーだったのかもしれません。


現代生活に生きる陰陽五行:時間

セミナー開催後、自分ももう一度陰陽五行を感じてみたくて、身につけたものがあります。

それは何かというと?

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子午の記載がある腕時計です。


以前、鍼灸院で副院長をしていた当時に購入したものです。

十二時間の文字盤の中にさらに小さな子午の文字盤がついています。


江戸時代までの日本において、時刻は干支で刻まれていました。

夜中の0時は子の刻、そしてお昼の12時は"午"の刻です。

だから、お昼の12時正、を境に、前と後に別れている。

知らないうちに、私たちの生活にもこの干支の時刻が染み付いてるわけですね。


ちなみに、怪談話で出てくる”草木も眠る丑三つ時”、とは夜中の2時過ぎのことのようです。

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 -SEIKO HPより拝借

陰の気が最も高まるこの時刻に幽霊などの妖(あやかし)が出てきやすくなるのだとか。

出てくる方角も、鬼門に当たる丑寅の方位(北東)です。


鍼灸治療で活用される子午流中(しごるちゅう)

この十二支も陰陽五行に分類されます。

その十二支の陰陽五行、子午流中(しごるちゅう)という理論を用いる鍼灸治療があります。

例えば、急な背部の痛み(膀胱経絡)に、手首のツボ(肺経絡)を使う、というのは常套手段で、ちょっとした筋肉の痛みに即効性があるので、私もよく活用しています。

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そんな子午にあやかって、という意味で当時購入した時計でした。


陰陽五行を日常生活で手軽に活用してみませんか?

陰陽五行は私たちの身体だけではなく、生活そのものに溶け込んでいます。

例示したような治療の場面だけではなく、実は私たちの生活の中で、様々な形で活用することが可能な要素なのです。

食事や身に纏うもの、生活環境やアロマなど、自分の陰陽五行バランスにあったものを少し取り入れることで、生活自体の巡りが良くなり、輝きを増す✨という嬉しい効果があります。

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自分たちが自然の一部であることを思い出し、そのリズムに即した生活を送ることで、自分の中から”生命エネルギー”がより鮮やかに立ち上がってくる。

その感覚をぜひ皆さんと味わってみたいなと思って、”陰陽五行”活用術に関しての記事を書きたいと思うようになりました。

こちらもまだ書き途中の潜在意識シリーズと合わせて、少しずつ記事をアップしていきたいと思います。

ご興味をお持ちいただけた方に、お読みいただけましたら嬉しいです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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