広里ふかさ(エッセイ用)

雑文公開中。(選び直しの作業をしています)

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最近の記事

東京・巣鴨、2000年ごろの風景。

ちょうど2000年ごろ、30代前半に書いたお蔵入り?エッセイが出てきたのでお口直しに載せます(笑)。 *** 巣鴨に引っ越したのは、もう九ヶ月まえのことになる。(※これを書いた2000年ごろ当時) 朝、駅に向かう途中、改装中の吉野家のカウンターで、作業の人たちがマクドナルドの紙袋に入った朝食をとっているのを見かけた。一見なんでもないようだが、少し考えるとちょっと珍しい。おかしかった。 ところで、そのマクドナルドは、吉野家のある商店街を出て、駅前のアーケードを何軒か行っ

    • ネット上の交流でつまづいたときに

      文字だけで交流、というのは会って話をする場合に比べると、言っていることの温度やテンポが伝わりにくく、時としてちゃんと伝わったかの不安や誤解が起きるもので、、、私は若い時から何度も失敗もしています。画面を隔てての言葉のやりとりに、怒ったり泣いたり、深く考えこんでしまって、悩んで眠れないことも、昔はありました。最近は、ほかのメールやSNSも含めても、年に1,2回くらいで済んでるような気がするけれど。 ただ、それでも私が、言葉を送ることに参加し続けているのは、誠意のあるものならば

      • 「資格」と「仕事」、働く組織に採用されるということ。

        「司書資格をとったのだから、それを活かした図書館の仕事がしたい。」 「やりたい訳でもない仕事はする気になれない」 こんなふうに就職活動で悩んでいる相談の書き込みを見かけた。 (その場所に対しては、私の意見をその場所に書き込んできた) そう思う気持ちはわからないでもないけれど。 さて、就職のための応募書類や採用面接のさいに、この考え方や表現を受けとめて「採用する側はあなたを選んでくれるのかなぁ?」とは思う。 何人(何十人かもしれない)かの応募者があって、その中から選ん

        • 石川県立図書館、見学メモ。

          【追記】この文章を大晦日に投稿した翌日、年のあけた2024年の元旦の夕方に北陸地方で大きな地震がありました。微力ながら、日本海側の皆さま、石川県の皆さまのご無事と安全をお祈りいたします。冬場の困難もあるかとは思いますが、どうか被害が最小限ですみますように。 *** 遅ればせながら、ことし見学させていただいた図書館のメモを残します。 楽しみに、金沢まで出かけて行ったのですが、さすがに素敵な図書館でした。 2023年5月下旬、朝のバスに乗って、着くとちょうど9時前。図書館の

        東京・巣鴨、2000年ごろの風景。

          大学受験の波乱万丈

          もう、時効だと思うので、言っちゃいますが、 30年以上前、私はかなりダメな受験生でした。 受験対策は、ほぼ自力でするはずが、秋ごろ、昼寝ばかりしてあまり進まなかったのも覚えています。もともと、課外活動のほうが好きであちこちで絵ばっかり描いていた高校生だったし、5月に理系志望から、文系志望に転向し、親との確執がけっこう激しかったり、国立大学か早慶上智でなければ費用を出さない、というのが家庭の進学条件だったので、のんびりしていたわけではないのですが、やっぱり不安だったのです。

          大学図書館職員の仕事について、姪っ子からプチ・インタビューを受けたときのメモ。

          もう、5年くらいは前なのですが、姪っ子の宿題協力(笑)として、仕事についてのインタビューを受けたときの回答メモがあるので、公開します。たぶん、学校の授業では発表された内容です(笑)。 1.仕事の内容 大学の図書館で、学生や教員の要望を受けて、図書や雑誌、データベースなどの選定、受入(購入の事務処理)、整理(目録情報を入力するなど)をする仕事。日本語の本はもちろん、外国語の本もある。 整理した資料が、利用者さん向けに提供され、貸出・返却などのサービスの部署にまわって活用され

          大学図書館職員の仕事について、姪っ子からプチ・インタビューを受けたときのメモ。

          図書館の貸出期限をオーバーしそうなときは。

          前のトピック※に続いて、予防策も書いておきます。 いろいろね、図書館の本を返しに行きたくても、他の用事が優先事項で、気が付いたら予定がいっぱいで時間がない、身体がひとつじゃ足りない!という状況になってしまって、本を期限までに返しにいけなくなってしまうことってあるかもしれませんよね。 最近は妙な流行りの病気もあって、体調不良で家から出られなくなってしまった、という場合も、以前より増えているかと思います。 そこで、そういうときはどうするのがベストか、という話です。 さまざま

          図書館の貸出期限をオーバーしそうなときは。

          恋愛や結婚について、今、すなおに思えること。

          ・・・たぶん、だけれど、さすがにもう、だいたいわかってきた。まぁ、死ぬまでにわかってきて良かったほうかな。 結婚というのは、社会の中で助け合って生きていく約束をした二人組の制度のこと。 とくに特定の誰かを決めて助け合わなくて、ひとりで社会に直接向き合っていける人や、結果的にまぁひとりで何とか社会とうまくやっていかなきゃいけない、っていうのが結婚していない状態の人たち。 助け合う相手が決まっているかどうかだから、それが幸せかどうかは人によるし相手による。 期待に応えてもら

          恋愛や結婚について、今、すなおに思えること。