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なぜクラフトコーラ屋を目指すのか。その訳はとてもシンプル!

夢のことを考えて、毎日をドキドキわくわく、へらへらしているコーラ屋&わさび屋 準備室です。
クラフトコーラのビジネスを立ち上げたいと、日々色々な調合を試したり、製造から販売、マーケティングのことをあれこれ考えております。僕はクラフトコーラというものに、大きな可能性や潜在能力があると思っていますが、今回はその考えの理由について書こうと思います。

日経XTRENDの記事より

"次の大ヒット飲料は「クラフトコーラ」 日本発で世界を狙う"(日経XTREND 2019年8月29日より)
世界中あまねく人が親しんできたコーラ飲料に、新風が吹き込んでいる。“原点回帰”し、スパイスやハーブを利かせて個性的な味わいを求めた「クラフトコーラ」だ。
国内でビール全体の消費量が落ち込む中、小規模な醸造所(マイクロブルワリー)を中心に素材や味にこだわり抜いて醸されるクラフトビールの市場が、堅調に伸びている。これまでの大量生産で画一的な大手企業のビールと違い、個性あふれる新感覚の味わいや香りを楽しめるのが支持を集める理由だ。
こうしたクラフト文脈のトレンドは、嗜好性の強い食品・飲料の分野で広がっている。
そんな中、個性的な味わいという面ではいまだ手付かずの「最後の嗜好飲料」として脚光を浴びつつあるのが、「クラフトコーラ」だ。コーラ飲料はコカ・コーラとペプシコが世界市場を席巻しており、味わいのイメージは画一化されているのが現状。しかし、もともとコーラという飲み物は、アフリカ原産の植物の実「コーラナッツ」を原料に使用し、様々なスパイスやハーブを調合して作られたものが始まりと言われる。現代の大量生産されたコーラ飲料ではコーラナッツ自体はほとんど使われていないが、その原点に立ち返れば、オリジナルのレシピで個性的な味わいを生み出す“余白”が、意外なほど大きい飲料なのだ。
また、一般のコーラ飲料で使われる異性化糖(果糖ブドウ糖液糖)や香料、保存料に頼らずに作るクラフトコーラは、従来のイメージを覆し、罪悪感なく楽しめる“健康コーラ”とも言える。昨今の健康志向の高まりが逆風となっている有糖炭酸に、再び消費者を振り向かせるのに十分なストーリーを持つジャンルだ。
日本では、先行して世界初のクラフトコーラ専門店「伊良(いよし)コーラ」も立ち上がっており、実はクラフトコーラは日本発のトレンドと言えるのも面白いところだ。

クラフトコーラは日本が発端となっているというのは、海外へのアピールが可能という点でも、とても魅力的と思います。
清涼飲料業界という巨大なマーケットの中では、クラフトコーラは、すきまをうめるニッチなジャンルという感がありますが、ここ数年でその需要は大きく広がってきています。
夜明けを迎えて、徐々に成長している、日の目を見ているマーケットであると読めますので、「良いものを作り出せ」て、「効果的なマーケティング」が行えれば、決して小さくない機会を創ることができると考えます。

ターゲットとするお客のニーズを満たすキーワードは、「クラフトマンシップ」、「原点回帰」、「健康志向」なんだと思います。まだまだラフな雑論だけど…。

クラフトマンシップという魅力

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クラフトコーラはスパイスやハーブを煮詰めてシロップを作ります。それだけです、はい。

どのようなスパイスやハーブを使うか。それらをどのような比率でまぜるか。どの順番で調理して、どのような方法でまぜるか。の工夫をこらして美味しいものを作る。ウイスキーの味をきめるブレンダーのような仕事なのかもしれませんね。
スパイスやハーブは、それぞれが強烈な個性をもってますから、そのチョイスやミックス配合によって味や香りは大きく変わっていきます。それが、それぞれのクラフトコーラ生産者のオリジナリティとなって付加価値を生むことになるのでしょう。

クラフトマンシップとは、「職人芸、職人の技能」という意味ですが、このクラフトマンシップに魅力を感じる人は多いでしょう。いや、魅力を感じない人はいない、といっても過言ではないでしょう。
クラフト職人はそれぞれのこだわりや、技術、哲学をもってものづくりをして、それを世に問います。その作り出されるものは、多種多様な魅力を持っていて、僕にはまるで綺羅星のように競い合うように光輝いて見えます。

クラフト系飲料で有名なのは「クラフトビール」です。クラフトビールが人気となったのは、日本各地に誕生した「マイクロブルワリー」が作り出す、こだわりのコンセプトや地域色、特色も含めてビールを味わうことができたためです。

それぞれの工房が作り出す多様性。クラフトコーラについても、それが大きな魅力となって多様なニーズを満たしていきます。

コーラの原点回帰

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もともと、コーラは薬として誕生しました。1886年のことです。
アメリカの、とある薬剤師がコカの葉とコーラの実、そして薬草をブレンドして「万能薬」として販売しました。
自動販売機で購入できるようなコーラは、商業用に大量生産できるように、もはや薬草をブレンドすることはしません。化学化合物や添加物を万人受けするようなテイストになるように組み合わせて作られており、元祖コーラの面影はなくなってきています。その名前の起源となったコーラの実すら使用されていないでしょう。

大量生産を目的としないマイクロなクラフトコーラ工房は、本来の「本当の」コーラを作ることができます。また、そのコーラテイストは、商業用コーラに負けずおいしいものです。原点回帰できる僕たちは、まだまだ新しい「本当の」コーラを作り出せますし、味わうことができると思います。

コカの葉は、法律により使用することはできませんけどね…。

体に良いコーラ

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原点回帰で作る、昔ながらのクラフトコーラは、市販されている大量生産のコーラより健康に優しい飲み物です。と、言いますか、ひいきめなしに健康に良い、体のためにポジティブな薬用飲料なのです。
コーラは元々「万能薬」として生み出されたとお話しましたが、マイクロなクラフトコーラ工房が生産するコーラは、無添加無香料です。異性化糖(果糖ブドウ糖液糖)や保存料も入っていません。
使われているのはスパイスや薬草、ハーブ、レモンなどの柑橘、そして自然由来の砂糖だけです。スパイスも漢方として使われているものがほとんどですので、漢方薬を飲んでいると言ってもあながち間違っていないと思います。

そして、これは大切なことですが、とてもおいしい!

コーラは好きだけど、カロリーや健康のことを考えると、罪悪感からたくさんは飲みにくいという方々は多くいると思います。自分もその一人ですが。
クラフトコーラはガブガブ飲めます。朝昼晩飲めます。毎日飲めます。糖分には気を付ける必要がありますけどね。

「クラフトマンシップ」、「原点回帰」、「健康志向」。この3つのニーズやウォンツを満たすことができるクラフトビールは、まだまだこれからも熱い飲料ビジネスだと考えます。
僕は植物の知識・経験がありますので、オリジナル性の高い、ハーブを取り入れたクラフトコーラを作ってみたい。マイクロだけど夢は大きなクラフトマンになりたい。そう思っているわけです。

ひとりよがりな考えだと思いますよ。ただ、面白いなと思われた方は、僕が夢をかなえる日までの道のりを、ぜひ一緒にお付き合い願いますm(__)m

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