don't か can't か

「できないんじゃないんですね、やらないんですね」

 半分空白の小論文を見て当時の担任は言った。私が、「書けないんだ」と言ったからだ。小論文の模擬テストだった。

 私は書くことが苦手だ。それは作文が下手というレベルでなくて、方向音痴が地図を見ても目的地に辿り着けないように、作文用紙を最後まで埋めることができない。

 そんな私は案の定読解も苦手で、国語という教科にコンプレックスを持ち、コンプレックスを持った人間がその対象物に呪われるというか縛られるというセオリー通りに、国語という教科に縛られ、苦しめられた高校生活だったが、それは今どうでもよくて。

 私には書きたいことがある。

 でも書けないの~!!!!(´;ω;`)

 無理~!だって頭の中ごっちゃだもん( ;∀;)

 「何か言いたいときには、頭の中でそれを四コマ漫画にまとめるといい」ってDaigoが言ってたけど、それすらできないのー!

 起承転結できないのー! オチなんて分らんよー!!

 いっぱい本を読みなさいとか、模写しなさいとか言うけど、期待したほどの効果はなかったしなぁ。

 何が言いたいのかって?

 えっと。

 作文できるってすげーことですよ。ってことかな。

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