やっぱりサウナハットって、あった方が良いですか?

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

冒頭から質問で始めてみました。

これは私がThe Saunaでお客様とお話ししている中でよく聞かれる質問です。

現にThe Saunaでもサウナハットを販売しておりますが、全体的にまだまだ使っている方は少ない印象。

私が運営するオンラインストア CoHoKa サウナ銭湯のおともでは、サウナハットは人気どころで、ストアのTOPにも表示しております。

しかしながら、サウナハットのメリットをご存じの方はまだ少ないのではないかと感じます。

調べればたくさん出ては来るのですが、私なりの言葉で説明したいと思います。

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サウナハット、なぜ必要?

何でわざわざ裸に帽子なんかいるの?被ってる人いないし恥ずかしい。しかも高いし!って私も最初思ってました。でも一度使ってみたらわかるはず。サウナハットが必要な理由、それはメリットが多いからです。

結構いいこと多いです。

メリット①

一番は頭部を守ること

そもそも帽子なので、用途はファッション用の帽子といたって変わりません。お洒落なキャップや麦わら帽子は、特に夏は陽射しから頭を守るために被りますよね。それと同じで、サウナハットも熱から頭や髪を守る役割があります。

サウナ室の温度は一般的に上段ほど高く、極端に言えば天井が低く狭いサウナほどMAXの温度と近くなります。しかも、貸切でゴロ寝できる場合を除いて、サウナでは座ることが多いと思います。

座るという事は一番天井に近い部位が必然的に頭ということになります。実際足元~頭の温度差は10℃ほど。なのでその頭、いわば脳を守って過剰な熱さを防いであげよう、というのがサウナハットなんです。

頭が熱くなりすぎると、のぼせます。せっかくのサウナタイムを最後まで気持ちよく楽しむためには、自分のコンディションも良くできるともっといいですよね!

最近はロウリュサービスや、アウフグースが行われる施設も増えてきました。The Saunaでも、セルフロウリュをすることができます。そのときに是非、手を挙げてみてください。上がもう…すっごく熱いです。アウフグースは、その熱さを扇ぐことで皆様の体に熱波をお送りするので、サウナハットがあることで耳も守ることができ、快適な熱波を受けることができるんです!

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メリット②

サウナの熱によって髪や頭皮を守ること

ドライヤーやヘアアイロンも熱で髪を乾燥させて(=乾かして)いますよね。それと同じで、日本のサウナはまだまだ湿度が低いドライサウナが主流。スチームサウナなどを除き、サウナ室内が乾燥していることが多い。サウナの熱がどんなものかは前述の通りですが、ロウリュ(湿度)があるとはいえ高温サウナは髪や頭皮にも少なからず影響があるのです。

私は元々髪のダメージがすごくて、美容師さんにブリーチも止められたりしますので、その目的でも使用しています。忘れた日にはもう、サウナ後の髪の毛バシバシです(涙)

髪の長い方はダメージなどが目に見えやすく実感もしやすいですが、髪の短い方(特に男性)はわかりづらいことと思います。髪が短いからいいだろう、というわけではなく、頭皮の乾燥は脱毛の原因にもなってしまいます…!

サウナで汗をかくことで、頭皮の毛穴からも皮脂や老廃物が浮き出たりします。そういった面では、しっかり洗髪をするのも脱毛予防になりますし、サウナは血行促進や自律神経を整える効果があるので育毛にもいいことだらけ。ドキッとした方、安心してください。サウナハットを被って頭皮を守りましょう。

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(冷や汗)

メリット③

上記2点は、健康面での効果でした。3つめは精神面での効果です。

私はサウナハットを選ぶとき、深く被れるかということは重要視しています。というのも個人的にはサウナ室のテレビはないほうがいいし、できればあまり見たくない。サウナでは静かに汗をかき、情報をシャットアウトしたいと思ってしまいがちなのです。

サウナ中、自分だけの時間に入ってゆっくりと過ごしたい、外気浴の時は陽射しが眩しい時に被ってみたり、休憩中も視界を遮ってゆったり休めるなど、そんな使い方もあります。もちろん工夫次第で自由に視界を変えることはできます◎

そして、サウナでもお洒落な心を持てる嬉しさ、なんかもあったりします。


サウナハットがない時

サウナハットなんて高いもの買わなくても、タオル巻いとけばいいんじゃない~って、お思いのあなた。

上記の主なメリットはタオル巻いただけじゃ出せません。いくらタオルを巻いたとしても、あくまで体を拭くことが目的だからです。たとえば友人が持っている、施設で貸出しているなど試せるチャンスがあれば、是非ある時とない時の比較をしてみてください。全然違いますから…!

次に挙げるのはサウナハットの質についてです。

サウナハットの種類


ウールハット 

メリット:通気性、断熱性、汚れにくさ、耐久性のスペック抜群。先々までヘタレず長持ちするので長い目で見たコスパがいい。強めのアウフグースもしっかり頭を守り耐えられる。
デメリット:素材がデリケートなのでお手入れの手間(洗濯機ではなく手洗いを推奨)、材質がいい分比較的高価

高いけど、長く使えるおともが欲しい方向け。


タオルハット


メリット:シンプル、手触りがいい、お手入れが簡単(洗濯機OK)、濡らしておしぼりのように湿度を上げて使うこともできる
デメリット:洗濯にかけるペースが多いと、へたりやすく毛羽立ちやタオルの解れ、縮みが出る可能性がある。

被りたいけどあまり目立ちたくない、どんなものか試してみたい方に。


機能以外での役割

意外なのが、コミュニケーションツールとして時に役立つことです。The Saunaにいらっしゃるお客様でも、可愛いものや見たことのないもの、話題のものなど色々なハットのお客様がいらっしゃいます。私はその方にとても話しかけたくなります。もちろんその場の雰囲気に合わせますが、イベントやこういったアウトドアサウナだと、アイスブレイクのきっかけにもなると思っています。

また、私が普段富山の銭湯によく行っていた時は、ハット着用が自分だけというのはザラでした。私の場合、いいものと分かっている、そして頭のケアのために不可欠なので今や人目など気にしておりませんが、よく「それ何けぇ?」「お姉ちゃん、可愛いが付けとるぜぇ」と声をかけられたものです。(富山弁100%)

説明すると、大体そんな良いものがあるのかと感心されたりしますが、田舎ではこういった和やかなツールになることは新たな発見でした。

このご時世で話しかけられたくない方もいると思うので、そこは視界をシャットアウトする機能をフル活用してください。

代替品として

それでもサウナハットはちょっと…という方におすすめなのがマルチターバン

https://cohoka.stores.jp/items/6249a67ca861134765ac44b

https://cohokapage.storeinfo.jp/pages/5940354/home

世界にひとつの北陸の技術で、重くならずにほどよく吸汗しすっぽりと包んでくれます。汗が垂れてこないのがメリット。

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▲サウナでこのように髪を覆うことができます

さらに上級者におすすめなのが、この状態でサウナハットを被ること。サウナハットの抜け道である密着性をこのヘアバンドがしっかりいい仕事をして、さらにW構造で髪と頭皮をガードします。髪のダメージが気になる方はヘアトリートメントなどを付けてからヘアバンドを。その上からサウナハットでサウナに入り、蒸上げもおすすめです。(流れ落ちないよう前後は気を着けましょう。)


最後に

いかがでしょうか?タイトルの質問に答えられているでしょうか。

勿論この世には数々のサウナハットがあり、材質も紹介したものに留まりません。どれもメリットとデメリットがあってのものだと思います。

ハット禁止の施設では施設のルールに従いましょう。また、何でも同じですが盗難もよくあることなので、自己管理もしっかりしましょう。安いものではないですから…!

私は日本でサウナハットがもっと普通になればいいのにと思っていますし、

マルチターバンで、ハットへの抵抗を少しでも和らげることができれば幸いです。もちろん当ストアがサウナハットデビューするきっかけになればもっと嬉しいです!

→ CoHoKaサウナ銭湯のおとものサウナハット商品画面はこちら ←


お読みいただき、ありがとうございます。

(※この記事はタオル巻きを否定したり、ハット着用を強制するものではありません。好きなスタイルで楽しむための提案です。)