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ドイツ”エアフルト”のきれいな街並み#10

こんにちは。岡田真奈です。
2023年度日独勤労青年交流事業の参加者で、このプログラムの良さを知ってもらえるように体験をシェアしています。

今回はプログラム後半で訪問した、テューリンゲン州のエアフルトという街をご紹介します。日本ではあまり知られていませんが、中世の建造物が多く現存するきれいな街並みで西欧では人気の観光都市なんだそう。まるで童話の世界にいるようでした。

ベルリンとはまた違う、エアフルトの魅力をお伝えできますように。

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エアフルト(Erfurt)

鉄道ICEで約2時間!

エアフルトはドイツ中央部に位置している、テューリンゲン州の州都です。
日本からの直行便はなく、ベルリンやフランクフルトからは鉄道ICEで2時間10分、ライプツィヒからは45分ほどで行けます。

ゲーテゆかりの地とされ、マルティン・ルターが学生時代を過ごした場所でもあります。エアフルトは宗教に深い関わりを持っており、70以上もの教会があるんだそう。祈りの時刻を知らせる重厚な鐘の音はとても美しく、街に響き渡っていました。滞在期間中には教会でオルガン演奏を聴く貴重な体験もできますよ。

ベルリンとの違いは?

ドイツの首都であるベルリンは、歴史ある建造物と近代的な建物がどちらもあり、東京に近い雰囲気があります。ショッピング街には賑わいを見せ、中国や韓国など、アジアからの観光客も多く訪れていました。留学先としても人気です。

一方エアフルトは、中世の美しい街並みを残した約1200年以上の歴史を持つ都市です。空港からのアクセスが良くないこともあり、海外からの観光客は少ない印象です。ベルリンのような都会都市とは違い、時間がゆっくり流れているような穏やかな雰囲気がありました。自然が豊かで、車移動をした際には一面のひまわり畑を見ることもできました。すごくきれいで感動しました。

観光名所のご紹介

①クレーマー橋

クレーマー橋

ゲーラ川に架かるヨーロッパ最長、エアフルト最古の橋です。
橋の両端には木造の家が並んでおり、おしゃれなカフェや手工芸品・骨董品のお店などが入っています。はじめて渡ったときは橋と気づかず、説明を受けてびっくり。不思議な感覚でした。朝もきれいですが、夕暮れ時に行くととてもきれいな写真が撮れますよ。

”GOLDHELM”のジェラート

クレーマー橋に行ったら絶対に行って欲しいのが、橋の上にあるチョコレート屋さん。地元ではとても有名らしい。私たちは隣接しているジェラート店が大のお気に入りで、滞在期間中は毎日食べに行きました!ナッツがゴロゴロ入っていたり、とても美味しかったです。

②エアフルト大聖堂

エアフルト大聖堂

14世紀~15世紀にかけて建てられたゴシック様式の大聖堂。プロテスタント教会のセヴェリ教会と並んで丘の上に建っています。かなりの急坂で息切れしたような…

圧巻のステンドグラス

高さ10m以上のステンドグラスはとても綺麗で圧巻でした。グロリオーサと呼ばれる、現存する中世の鐘としては世界最大のスウィング鐘も特徴。重厚な鐘の音は街中に響きます。私は思わず立ち止まり、聴き入ってしまいました。

③ペータースベルク要塞

そして大聖堂の近くにあるのが、ほぼ完全な姿で現存しているというバロック様式の立派な要塞。ナポレオンも軍事拠点として駐屯したそうです。こんな立派な要塞を人力でどうやって作ったんだろうと感動しつつ、お散歩を楽しみました。

エアフルトの街並み

高台に位置するので、エアフルトの街を一望することができます。とても綺麗な景色が楽しめました。

次回の更新について

エアフルト市庁舎

ご覧いただきありがとうございました。
本日最後の写真は、19世紀のネオゴシック様式の”市庁舎”です。街中が芸術で見ていて飽きません。エアフルトはまた訪れたい街です。

次回は11月26日(日)更新予定。ぜひお楽しみに。

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