見出し画像

ひなまつり、ふるさとの味

こんにちは、たねです😊

本日は3月3日、雛祭りですね🎎
皆さんが「ひなまつり」と聞いて、思い浮かぶものは何でしょう。

おひなさまやぼんぼりなどの雛飾り?
それとも、ちらし寿司やおすましなどの食事かしら?
雛あられや桜餅などのお菓子を思い浮かべる方も多いんじゃないかなと思います。

先日、実家から荷物が届きました。
私の大好きな郷土のお菓子で、ひなまつりには欠かせないもの。
それがこの"くじら餅"です⬇️

"くじら"と言っても、鯨の肉が練り込まれてるとかじゃないんです(笑)

このくじら餅は、私の故郷である山形県新庄市が発祥とされるお菓子で、米粉と砂糖を練った生地にくるみを乗せ、長方形に成形して蒸しあげたもの。

名前の由来は諸説あるんですが、新庄藩の戸沢様が作らせた保存食であるとされ、久しく持つ良い餅=久持良(くじら)餅と名付けられたという説が有力です。

イメージとしては切ってたべる"ゆべし"みたいな感じかな?

味付けも一番シンプルな白、砂糖の代わりに黒糖を使った黒、味噌や醤油を練り込んだものなどバリエーションも豊富です。
私は一周回って"白"が好き♡

とはいえ、うちの地元ではひなまつりは旧暦の3月3日、毎年4月2日あたりに行うんですけどね😅
私の実家から徒歩3分のところにある新庄ふるさと歴史センターでは、新庄藩戸沢家ゆかりの雛人形が飾られる「ひなまつり展」が毎年開かれていて、よく足を運んだものです。

私の母方の祖父が、地元のお菓子屋さんで職人をしていたこともあり、小さい頃は毎年予約した色鮮やかなお雛菓子と、祖父お手製のくじら餅をいただくのが我が家の定番でした。

だから私、ひなまつりに桜餅を食べるのを知ったのって随分後になってからなんですよね(笑)
大学時代、友達に鯛や果物の形をした生菓子の画像を見せたら、かなり驚かれたっけな…。

きっとくじら餅やお雛菓子に限らず、地域特有のお祝いの風習があるんでしょうね!

そういえばちらし寿司もしばらく食べてない…。うちの父、謎に"すし太郎"が大好きだったのよね(笑)ご飯に混ぜて、錦糸卵と海苔だけ乗せてよく食べたなぁ…。懐かしい。

皆さんは何かお祝いされるのかな?
我が家ではちょっと固くなり始めちゃった"くじら餅"をちょっとトースターで焼いていただくことにします。

それでは、また👋

この記事が参加している募集

ふるさとを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?