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日々、自分をバージョンアップ

 先日、電気シェーバーの刃を新しいのに交換した。
 きっかけは、刃の一部が欠けてていたからなのだが、実はそのずっと前から替え時だったことに、交換してから初めて気づいた。

 考えてみれば、かなり前から剃り味が悪くなっていたのだが、毎日無自覚に使っていたために、

「ま、こんなもんかな」

と、刃がなまっていることに気づかなかったのだ。 

新しい刃で剃ってみると、驚くほどきれいに剃ることができた。


なんにでも、替え時というものはあるものだ。


シェーバーの刃でも、歯ブラシでも、スマホでも。


質が悪くなっても、毎日使っているとそれに気づくことなく過ごしている。そして替えてみてようやく、古くなっていたことに気づくのだ。


また、包丁などのように、使っていくとどんどん切れ味が悪くなっていくけれど、それは研ぐことによって再び切れ味が復活するものもある。


どちらにしても、日々無頓着に、無自覚に過ごしていればその劣化に気づきにくくなっていくものだ。


そしてそれは、「自分」に対しても言えることだと思う。

自分を磨くことを怠れば、知らず知らずのうちに自分がなまくら刀になってしまう。

自分でも気づかぬうちに、無用の長物、いやむしろ邪魔者にさえなっているかもしれない。


そうならないためにも、いつもの自分に胡坐をかくことなく、常に自分を研鑽し、日々新しい自分にバージョンアップさせるよう努めていかないといけない、と思うのだ。

その方がきっと、人生がもっと楽しくなるはずだから。



読んでいただいて、とてもうれしいです!