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背徳の味|ベトナム ヨーグルトコーヒー


忘れられない味がある。


2年ほど前、アジアでバックパッカーをしていました。

その時に出会ったのが、ベトナムのヨーグルトコーヒー。

なんてことない、ハノイのコーヒーチェーン店(日本でいう星乃珈琲のようなイメージ。そこまで店舗数は多くない)で飲んだのが出会いです。



ベトナムのコーヒー


その頃の私はまだコーヒーの産地による味の違いもわからずだったけど、

ベトナムが世界第2位のコーヒー生産国だということはなんとなく知っていました。(インスタントコーヒーなどに使われるロブスタ種の生産量は世界1)

1991年には全世界のコーヒー輸出量の1%だったのが、2015年には20%に急成長したというのも驚きの事実。


ベトナムコーヒーの飲み方といえば、深煎り豆をフランス式のフィルターで抽出し、コンデンスミルクをたっぷりかけて、氷で割って飲むという物。

ちなみに、南北に長いベトナムは、北部より南部で甘い味付けが好まれるそう。その違いも実感してみたい。


蒸し暑い東南ジアで飲む甘いアイスコーヒーってなんであんなに美味しんだろう...



ハノイ のコーヒー事情。


滞在したのは、ハノイ 。ハロン湾や、ハノイ 大聖堂が有名なベトナムの北部の街。

フランス統治時代の建物が多く残り、おしゃれなカフェが多くあって、歩いているだけで楽しい街でした。 

特に、旧市街のホアンキエム湖周辺より、北西にすこし行ったところにある西湖周辺が落ち着いていていいカフェが多かったです。代官山のような雰囲気(道路は舗装されていないけど。笑)


ヨーロピアンの移住者(リタイア組)や長期滞在者の多い街は、おしゃれなカフェが多かったです。


コーヒーは1杯200円以下。


移住者が多いからか、ベトナム式のコーヒー以外にも、ドリップコーヒーやエスプレッソ系のドリンクを出すお店も。


というわけで、約2週間の滞在中はカフェ巡りをすることに。



ベトナムのとんでもコーヒー達。


そんなベトナム・ハノイ 。

びっくりコーヒーがたくさんあるのも一つの魅力。


卵と砂糖ををふわふわに泡だてた激甘の、エッグコーヒー。

ココナッツシェイクとコーヒーが混ざったジャリジャリ食感のココナッツコーヒー。

コーヒーソーダ。


アイスコーヒーを頼めば、自動的にシロップたっぷりのコーヒーが出されます。(ノンシュガープリーズとだけ言えばいいのに、忘れて何度か激甘のコーヒーを飲むことになったのも思い出)



衝撃のヨーグルトコーヒー。


その中でも一際、衝撃だったのがヨーグルトコーヒー。

ヨーグルトのフラッペと、コーヒーが混ざっているこのドリンク。

ハノイ 大聖堂を眺めることができる、コン・カフェというお店で飲むことができました。


これがもう、濃厚なティラミスを飲んでいるようなお味で、最高にマッチしている。

ヨーグルトも酸味が抑えられていて、マスカルポーネのような風味で、

ジャリジャリと入ってるアイスが、また美味しい。


そして、タイトル『背徳の味』といれたのは、コンデンスミルクがこれでもかというほど入っているからです。


正直、同行者と一緒にいったのですが、ジャンケンで負けた方がこのヨーグルトコーヒーを飲むという、なんとも罰当たりな出会い方。

出会えてよかった。笑



旅の味、コーヒー。


ハノイ 大聖堂を眺め、(驚くほど緑色の)ホアンキエム湖のほとりを散歩しながら飲んだのがヨーグルトコーヒーの思い出です。


味の美味しさと、その時の記憶で忘れられない味になったのかな。


特に、ベトナムは世界一周中に何度か訪れようと思っていたのに、コロナで帰国となったので、飲みたくてもしばらく飲めない味というのも記憶に残っているのかもしれません。


正直、コーヒーの美味しい国は他にもたくさんあると思います。

産地による特性が出にくいロブスタ種が主流のベトナム。


それでも、

あっ!とびっくりさせて、

また飲みたいと思わせるようなベトナムコーヒーとの出会いは、

最高のコーヒー体験でした。



そんなコーヒー体験ができる場所を作りたいと考えています。



みなさんは、 想い出の味 ありますか?


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