寝坊を直すのに「気をつけろ」という精神的なアドバイスは意味がない。

こんにちは、最近よく寝坊しちゃう子と話をする機会があったのでこんな話でも。(万が一このnoteを見つけちゃったらそっとしておいて)

5,6年いろんな人と仕事をしていると、朝起きるのがすごーーく苦手な人がちょいちょい出現します

そして漫才のボケに対するツッコミ、そうしたお寝坊さんを諭す上司、周りの方も一定数存在します。基本的な寝坊というボケに対するツッコミは、「社会人としての自覚が足りない」とか「周囲が迷惑している」「やる気を出せ」とかそんな感じのコテコテな精神論ツッコミをされる人が多いかなと思っています。

するとボケ担当、朝が苦手な方は「次は寝坊しないように気をつけます!本当にすみません!!」と下を俯き、本気で反省しているような態度を示し、思わずツッコミ役も黙ってしまいます。、、、、がまあ、1,2ヶ月後に再び寝坊する、という鮮やかなボケで畳み掛けてきます。

これは最近気づいたことですが、寝坊をしょっちゅうする人に対して、気合や根性論で意識する・気をつけるといった改善案はあんまり意味がないです。そんな意識するだけで改善できるなら、そもそも寝坊しないよね。(これは決して匿名の陰口ではない!汗)

じゃあどうしたら寝坊しなくなるのか。冷静に考えた結果、これは根性論や反省文、土下座は必要なく「絶対に物理的に寝坊できない状況」をどう作るか、が重要だなと気がつきました。

よーーーくある寝坊の原因は、

・スマホの電池が切れていた
・アラームの音が小さかった
・たくさんアラームがあるから油断して無意識にアラームを止めていた
・アラームをセットし忘れていた

あたりが全日本寝坊理由TOP5ですかね。
こういう状況に当てはまるのであれば必要な行動としては、

・置き時計を買ってスマホの電池切れを防ぐ
・複数のアラームセットしたいなら最後のアラームだけ音を変える
・ベッドにスマホを絶対置かない
・TVのオンタイマーをかける

とかとか、そういう行動を取ると大体寝坊しなくなります。
こうした対策は具体的なので、効果があるのかどうか、は明らかにわかりますよね?ダメなら別の方法を試せばいいのです。

意識する、気をつける、という努力目標は本人の意思だけに依存するので、成功する確率は低く、本人が強く意識しなくても出来る仕組みや、原因に対しての明確な対策を考える方がよっぽど成功する確率が高いのです。
これは、今出来ないことをどうやって乗り越えるか、というお仕事やプライベートでも普遍的なことに当てはまるグッドな手法です。

例えば、xxxに詳しくなる、oooな事を意識して行動する、ooo万円の契約を獲得する、など割と抽象的な状態やちょっと高めの目標を掲げている場合、寝坊の時と同じで、具体的な行動に落として動いてみると成功率が結構上がったりします。

また、自分で考えてもわかんないよー、うまく出来ないよーっていう場合には、「出来る人に聞いてみる、徹底して真似をする」というのがオススメです。

寝坊であれば、絶対に寝坊しない朝に強いタイプの人に秘訣を聞いたり、極論、ライフスタイルを完コピすれば寝坊を防げる確率は結構上がります。(保証はないが)

自分で目標をなかなかクリアできなかったり、やってみたいことがある方は、こんな感じで身近な例で何かを解決した時、どうしてうまくいったか、を考えて当てはめてみると突破口になったります。

今日はこの辺で!

読んで頂いてありがとうございます。自分の話を通じて誰かの挑戦を後押しできるよう投稿していきます。フォローするといろんなテーマの話が自動的にお届けできます。 かへい