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リーガルテックの新時代到来?法務担当が見つめる課題とCoffeeSignの強み

こんにちは、広報の柳澤です!
蒸し暑くなって、夏を感じる今日この頃ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

今回は、メーカーやコンサルティングファームなど多くの企業で、法務担当として数々の事業を支えてきた、CoffeeSignのミドリさんにインタビューします。

ミドリさんは長年、法務業務に携わってきた法務のスペシャリスト。そんな彼女には、契約業務に対して、ある強い想いがあるといいます。

企業における法務業務の課題や、リーガルテックの未来、CoffeeSignで実現したいことを語ってもらいました。

*Profile *
CoffeeSign 法務担当 ミドリ
グローバルにビジネス展開しているメーカーで20年以上、法務担当として新規プロジェクトの立ち上げ支援や国内外のビジネスに携わる。その後、異なる業種の企業に転職するが、一貫して法務業務に従事。2022年にCoffeeSignにジョイン。趣味は旅行と映画と読書。知らない土地に行くのが大好き。


法務は社会のダイナミズムを感じる、やりがいのある仕事

――ミドリさんはこれまで、社員数が数万人規模のメーカーや、さまざまな企業で法務経験がおありです。ずばり、法務の仕事の醍醐味はどのような所にありますか?

法務というと、契約書をチェックしたり、他部署からの相談にのるなど、わりと地味な仕事が多いと思う方もいるかもしれません。
もちろん、そういう仕事も大切です。でも法務にはもっと、社会のダイナミズムを感じられる、おもしろい仕事がたくさんあるんです。

最初に入った会社では、事業計画から法務として入れてもらい、チームで事業を立ち上げる経験をしました。詳細な情報を知った上で、契約書を作成したり、新しい事業を始める時の法務上のリスク管理を学べたのはラッキーでしたね。

社会や技術のトレンドもどんどん変わっていきます。その変化をいち早くキャッチアップして、新しい知識を吸収し、法務的な方向から会社を支援していく。そういう世の中のダイナミズムを感じる所に、法務の仕事のやりがいを感じてきました。


代表の想いと才能に惹かれて参加

――CoffeeSignとの出会いは?

CoffeeSignの代表の乾さんとChief strategy officerの森さんとは、3社目のコンサルティングファームで出会いました。2人とは最先端のデジタルツールを開発するDXチームでご一緒し、私はリスク管理担当としてそのチームをサポートしていたんです。

私はその後、その会社を退職して別の会社に転職。しばらくして、突然、森さんから連絡をもらったのをきっかけに、CoffeeSignにジョインさせてもらうことにしました。

乾さんは、デジタルツールを生み出す天才なんです。そのことは、一緒に働いてよく知っていたので、乾さんとお仕事するならきっとおもしろいに違いないと思い、お声がけしてもらったときは、ぜひ!という感じでした。

スタートアップ企業の仕事にも興味がありましたし、CoffeeSignの運営に参加することで、デジタルの世界を深く知るチャンスになればとも思いました。

CoffeeSignでは、リリース時から事業を立ち上げるにあたって外せないポイントを法務担当として支援してきました。

CoffeeSign以外のサービスでも、会社を支援するために新しく立ち上げるデジタルツールのリスク評価支援をしています。デジタルの世界では日々技術が進化するので、法律がまだ追い付いていない所が多々あります。そういうチャレンジングな課題にも向き合っています。楽しいですよ。

――リーガルテックの世界は、今後どのように変化していきそうですか?

リーガルテックと聞くと簡単に想像できるのは、契約書の中身をAIがチェックするというもの。これは少し前から日本でも実現されています。

その上で、最近ではアメリカを中心に、法務部の仕事の全てをデジタル管理する仕組みも作られてきています。

例えば、法務の仕事には、予算管理もあれば、契約の期限の管理など実はさまざまな業務があるのですが、それをトータルパッケージでやってくれるというものです。法務人材のスキルマトリックスを把握するツールも作られ始めているようです。

また、これまで法令違反やビジネスに伴うリスク評価ついては、どちらかというと属人的な所があり経験値に委ねられていた所がありましたが、今後は客観的なデータをAIが出してくれるようになるかもしれません。
日本でも、まだ時間はかかるかもしれませんが、いろいろな可能性はあると思っています。


デジタル化は、付加価値を生み出す鍵

――契約や法務業務においての課題は、どんな所にあると思いますか?

契約というのは、まだまだ一般の方には馴染みがないものだと思います。契約と聞いた途端に、すごく難しそう!と思う人も多いですよね。

でも後になって、言った言わないの争いになるのを避けるためにも、約束したことを形に残すことは、とても大切なこと。だからこそCoffeeSignで、契約がより多くの方の身近な存在になればいいなと思っています。

また法務には、契約書を袋とじして、判子を押して、先方にも押印してもらって、それを金庫に保管するという仕事もあります。これが結構な手間がかかります。そのために出社もしなければならない。でも、その業務に費やした時間は、果たして事業にとって付加価値を生み出す時間なのか?というと、決してそうではないですよね。

なので私は、そういう時間は、どんどんデジタル化して手放していくべきだと強く思っています。そうやって手放した時間を、法務担当が、新しい知識を入れたり、学ぶ時間に充てて、自分の価値を上げるのに使ってほしい。それが、私の強い想いです。

そんな課題の助けになれるのが、まさにCoffeeSignのサービスだと思います。

――課題も多い契約の世界ですが、ずばりCoffeeSignのおすすめポイントは?

CoffeeSignのいい所はやっぱり、簡単に気軽に使えるところだと思います。

普段、契約に馴染みがない人でも抵抗なく使える仕様になっている所が、最大のおすすめポイントですね。もちろん法務の立場からだと、電子契約で契約を交わせば、印紙税を節約できるなどのメリットもあります。

CoffeeSignの利用者は20代~30代が一番多いんです。若い世代は、私のように判子に馴染みがある世代とは考え方も全く違うと思います。

そういうデジタルネイティブな方たちが、これから、どんなサービスを求めるようになるのか、という所にも興味があります。
若いお客様のニーズに応えて、CoffeeSignをどんなふうに進化させていくか楽しみですし、そのために私自身も新しい知識を吸収して、進化していきたいです。



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