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コーヒー屋になって気づいたこと

人が聞いても、へぇとしか思わない、小さなこと。

コーヒーを仕事にしてから、5年。
お店でお客さんにドリップしたコーヒーをお渡しして、お代をいただく。このシンプルなやり取りのあと、お客さんはコーヒーを飲む。その光景を数え切れないくらい見てきて、気づいたこと。

お客さんのテーブルにコーヒーが加わることで、会話がより弾んだように見える。より笑顔になったように、見える。つまり、お客さんが笑顔になって会話が弾んだのは、飲んでみたコーヒーがおいしかったから。

この、あたり前すぎるくらいあたり前のことに、コーヒー屋になるまで気づいていなかった。友人が集まっておしゃべりすれば、会話が弾むのは当然。それが旅先ならば、なおさら。そんなとき、コーヒーは楽しいひとときの横にいて、それを補う存在だろう。そう思っていた。

だけど、たくさんのお客さんと接してきて「それだけじゃないかも」と思った。コーヒーがおいしいと感じたからこそ、友人どうしの会話が弾み、笑顔になることもある。そのことに、コーヒー屋になってようやく気づいた。
コーヒーよ、ごめんなさい。

「那須コーヒーパルキ」
☆コーヒー豆の販売とコーヒースタンドのお店☆
栃木県那須郡那須町豊原丙4140−7(※住所では正確な場所が出ません。Googlemap「那須コーヒーパルキ」と検索してください)
営業日:日・月・火
営業時間:10時〜17時

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