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自宅の珈琲を最大限に楽しむ方法【MEMO】

珈琲に関するニュース/情報をインプットし、
噛み砕いてアウトプットするマガジン。
「COFFEE_MEMO_365」のマガジン記事です。

2020.7.6

【今回の引用記事】

【概要】
スマートコーヒーメーカー「GINA(ジーナ)」
この一台で、
プアオーバー、フレンチプレス、水出しが可能。

ドリッパー下部の調整バルブを使うことで様々な抽出方法を再現することができる。
台座に内蔵された精密スケールがアプリと連動、
リアルタイムに豆やお湯の量を計量し抽出する人をエスコートしながら好みの味へと導いてくれる未来型ドリッパー。
抽出レシピを自動保存できる他、アプリ上でコミュニティ内のレシピを共有できるプラットフォームも搭載。

【MEMO】
自宅で珈琲を楽しむということについては、
僕は大きく3つのフェーズがあると思っていて、

それは、
・飲む
・淹れる
・操る

まず「飲む」というのは、
どんな形であれ、
完成品としての珈琲を飲むこと。

それは、
市販のボトルコーヒーであろうと、
インスタントコーヒーであろうと、
コーヒーメーカーで淹れたものであろうと。

家で珈琲を「飲む」
それ自体の楽しみ。

次に「淹れる」というのは、
珈琲豆から抽出するという工程を、
自分で行うこと。

それは、
ドリップコーヒーであっても、
フレンチプレスであっても、
ペーパードリップであっても、
場合によってはコーヒーメーカーも。

上の「飲む」に加えて、
その手段として「淹れる」こと自体を楽しむ。

最後に「操る」というのは、
思い通りの風味を表現すること。

それは、
使う器具であったり、
お湯の温度や量であったり、
豆の挽き目や量であったり、
そもそも豆選びからであったり。

上の「淹れる」に加えて、
その条件とそれがもたらす結果を理解して、
自分の表現したいように珈琲を「操る」こと。

なんとなく理解いただけるでしょうか。

そして、
やはり家での珈琲を最大限に楽しもうと思えば、
より自由度が高く表現の幅も広がる、「操る」のフェーズまでいくのがベストなのですが、
どうもそれがなかなか難しいようなのです。

それはなぜか。

たぶん、正解がないから。

一言に珈琲といっても、
その風味は近年特に多様化してきました。
それと同時に、人によって好みも異なり、
伴ってレシピもさまざま。

一見、自由であるという楽しみは、
正解がないという難しさと紙一重です。

ここで珈琲を自在に操れるようになるための方法には、裏ワザ的なものはなくて、

経験を積むこと

だけです。

そこでの経験としての抽出に役立つのが、
今回の引用記事にある、
スマートコーヒーメーカー「GINA」
やっと出てきました、、、

この器具はコーヒーメーカーという名前でありつつ、お湯をドリップするのは手動。
ここでも、透過法・浸漬法・水出しといった多彩な淹れ方に使い分け出来る自由度も備えています。

では機械的な役割はというと、
アプリと連動させることで、目指す濃さに応じた湯の量や注ぐスピードをサポートしてくれるという点です。

さらにはその時に抽出した際のレシピの詳細がメモリーされる。
つまり、別の淹れ方との比較をすることが出来て、

何を変えたから風味にどのように影響したか?

ということが理解しやすくなります。

つまり、
珈琲を「操る」ことが出来るようになるための経験を、正確な数値によってより効率的に理解出来るようにサポートをしてくれる器具なんですね。

さらに面白いのが、
自分のレシピや他の利用者のレシピが、アプリを通してシェア出来たり、再現出来るというコミュニティ的な機能も付いています。

自宅で珈琲を淹れながら、
その工程を通して世界中の珈琲好きと繋がれる。

テクノロジーが、
「操る」のさらに先に「繋がる」という新たなフェーズを作ったように思えます。

あるいは「繋がる」ことで生まれる情報交換やコミュニケーションが、
「操る」ための手助けになるのかもしれません。

自宅での珈琲の楽しみ方はこれからもさらに広がって行くと思います。

自宅で珈琲をただ飲むのも良い。
淹れるようになるのも、もちろん良い。
操れるようになると、また楽しみが広がる。

フェーズを上げることは、
それぞれの経験を積んでいくこと。
飲むことで味や香りがわかり、
淹れることで条件や影響がわかる。

言い換えると、

自宅の珈琲を最大限に楽しむ方法は、
経験を積むこと。

経験しないと上達はしませんね。
残念ながら裏ワザはないです。
でも、それ自体を楽しむための選択肢はどんどん広がってきてます。

今回は、
そのために最適なツールが出てきたよっていうお知らせでした。






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