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嫁に仲良し夫婦の秘訣を聞いてみた

「ねえ嫁ちゃん」

「なんだい夫くん」

「ズバリ、仲良し夫婦に必要なものは何?」

「・・・唐突だね」

「嫁ちゃんなりに仲良しの秘訣ってある?」

「うーん、ちょっと待ってね。考える」

「うん」

「・・・うん。たぶんこれかなあ」

「お、なになに?」

「うん。会話とケンカとごめんなさい、かな」

「三つも!」

「どれも必要じゃない?」

「むむむ・・・たしかに!」

「やっぱり会話がないと、ダメだと思うのよ」

「うんうん」

「ケンカだって必要だと思うのよ」

「そうだね」

「そんで仲直りができるって大事だと思うのよ」

「すごく大事だね」

「こんな答えでどうかな?」

「すごく良いと思う」

「夫くんは?」

「え?」

「夫くんの思う仲良し夫婦の秘訣は?」

「うーん・・・やっぱり会話かな」

「あー、そうだよね」

「今の時代、飯・風呂・寝るじゃイカンと思う」

「おー、昭和っぽい(笑)」

「やっぱりちゃんと意思疎通したほうが楽しいよ」

「そうだね。夫くんが無口だったら嫌だね」

「美味しいご飯食べたら美味しいって言いたいよ」

「美味しいのは一緒に食べたいよね」

「あ、もう一つあった。仲良しの秘訣」

「なに?」

食の好みが似てるってところ」

「わかる!それはすごい大事!」

「僕と嫁ちゃん、けっこう好み似てるよね」

「そうだね、夫くん女子っぽいの好きだよね」

「はあ?そんなことないよ」

「ケーキバイキングとか行ったじゃない」

「うっ」

「あと、Eggs’n Things(エッグスンシングス)
なんかも好きじゃない」

「ああ、まあ、そうね」

「女子じゃん」

「いやいや、嫁ちゃんとだから行けるんだよ」

「まあ、野郎一人で居たらめっちゃ浮くよね」

「そうそう。僕一人だったらとても入れない」

「あと中本?蒙古タンメンも食べるよね」

「珍しいよね、お互い辛いもの好きなんて」

「そうだね、私の親とかカレー甘口だし」

「こっちだって、僕以外は辛いの苦手だな」

「辛いの食べられないなんて可哀そうだ」

「僕は一緒に激辛料理を食べれて楽しいよ」

「そうなの?」

「だって、僕の知り合いで激辛好きって
一人くらいしかいないんだよ」

「あ、そんなに少ないの」

「H君っていう憧れるほど激辛に強い人が一人」

「そうなんだ」

「そうだ、きんぴらごぼうまた作ってよ」

「いいよ。辛いやつだよね」

「こないだのは唐辛子入れすぎだったな」

「私はあのくらいが食べたくなるんだよ」

「やっぱり辛さでは勝てない(笑)」


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