ラッパーの刺さる言葉
1.はじめに
サラリーマン生活も早10年を過ぎるが、やはり、月曜日だけは、一向に慣れる気配がない。
いくら気持ちのいい朝日が差し込もうが、鳥のさえずりで耳がこそばくなろうが、月曜日だけは駄目なのだ。
グアテマラの豆で挽いたコーヒーを飲んでも綻ぶことはない、この憂鬱な感じ。1週間がスタートする合図である。
いかがお過ごしだろうか?
こんな日は、アメリカ生まれストリート育ちのラップミュージックなんか聞くと、反骨心が湧いてくるものだ。なんというか、やったろう‼︎という気持ちになってくる。
お利口リーマンは、リリックに野菜やら420なんかの隠語が出てくるだけで聞くのを止めてしまうかもしれない。
しかしながら、意外と彼らの言葉は芯を食ってることが少なくない。憂鬱な時こそ、ロックやらラップ、ヒップホップは良い処方箋なのかもしれない。
そんなこんなで、YouTubeを見てたら、好きなラッパーの「スヌープ•ドッグ」が刺さる言葉を吐いてたので紹介したい。
2.スヌープ•ドッグ
(Snoop Dogg)
洋楽好きで知らない人はいないと思うが、まぁ、一般の人はたいてい知らないかもしれない。
1971年生まれ御年51歳、アメリカのラップレジェンド「Snoop Dogg」。名前は、幼少期に母親がスヌーピーに似ているからと付けたあだ名に由来するらしい。。
それは置いとくにして、ライブ映像やMVを見るとまぁ、煙たい。アメリカは合法な地域もあるが、大麻を燻らす姿が常となっている。
なんでも、ホワイトハウス内で吸えただの豪語しているくらいだから相当な愛煙家だ。
性格は、調べる限り、自由奔放で天真爛漫というか陽気で飾らないキャラクターのようだ。アメリカでは料理番組の司会なんかやってるらしく、お茶の間の人気も窺える。
なんだ、イメージどおりの葉っぱやってる陽気なラッパーじゃんとか、日本は大麻合法じゃないし、そんな奴が吐く言葉なんて信じられるかとか、こんなの教育に良くないとか、思われるかもしれない。
思い出してほしい。よくばーちゃんが言ってたあの言葉を。そう、「人は見かけによらない」のだ。。
さぁ、ハードルを上げてしまったところで刺さる言葉を紹介しよう。
3.刺さる言葉
「自分自身をマスターする前に、ほとんどのやつは自分ではない他の誰かになろうとしている」
これが、ラップレジェンド スヌープ•ドッグの個人的に刺さる言葉だ。
スヌープ•ドッグ曰く、自分のやってる事、ヒップホップを心から愛していると。そして、自分のやるべきことや求められてることも分かっていると。逆に、サラリーマンみたいに仕事に行ったり、デパートで働いたり、飲食店で働いたりするのはできないことも分かっていると。
だからこそ、自分自身を高めることを学び、自分自身をマスターしてからは、何だって簡単だったと。
冒頭の言葉は、周りの人間を見た時の違和感から来ている。
これは、相当な自己分析ができてないと出ない言葉だろうと思う。
自分自身もそうだが、よく他人と比較したり、されたりして傷つくことは少なくない。これは、実は自分自身をマスターしていない証拠なのかもしれない。
本当に自分自身をマスターしていれば、自分自身の長所や短所が分かっていれば、自分自身を高めることを知っていれば、自分と他人では得意なことや、やるべきことが違うので比較されても傷つく必要は全くないのだ。
他人と比較しないと分からないのは、自分自身の価値観というものさしを持っていないからに他ならない。そう、自分自身をマスターしていない。自分自身が分かっていないのだ。
だから、みんな比較し、されて傷つくのだと思う。
歯を食いしばってまで自分ではない他の誰かになる必要なんて全くない。
そんなこんな偉そうに考察垂れたところで、ラッパーの刺さる言葉の紹介の締めとしたい。
自分自身をマスターして益々、自己研鑽に励もう。
よい1日を。
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