(第9回)プログラミング教室の退会予防。顧客に信頼される教室づくりのために
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途中退会予防=お客様に満足してもらえる教室づくり
前回のコラムではプログラミング教室業界の退会問題について触れました。今回のコラムでは具体的に途中退会予防=お客様に満足してもらえる教室づくりの手法についてお伝えしたいと思います。
前回のコラムの復習になりますが、退会には
「卒業退会」と「途中退会」
があります。
大きな問題となるのは「途中退会」であり、お客様が満足していない状況で、何らかの理由によって退会に至ってしまうケースです。
基本的に入会金などを支払って月謝制のスクール通学を始める場合、保護者は「教育効果」などの目的をもって子どもを通わせます。
子ども向けの習い事において、その保護者の目的を達成するためには、最低でも1年、通常は数年の通学期間が必要なことがほとんどです。
そのため、子ども向けスクール業界において1年未満の退会はほぼ間違いなく「途中退会」であり、保護者にとって「通わせる価値がない」と判断されての退会だといえます。これはまさに「不満退会」なのです。
プログラミング教室においては、1年未満の通学期間においての退会は、基本的に「途中退会=不満退会」だと考え、保護者の期待に応えられる教室づくりをすることで、1年未満の期間の退会をゼロにすることを心がけましょう。
途中退会・不満退会の理由
子ども向けの習い事において途中退会・不満退会の理由は主に以下の3つになります。
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