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働き方に夢を見る


長いこと続いていた当たり前が、突然変わってしまう。
働き方改革を目指していた日本にも、突如現れた感染症の脅威。
外出の自粛は、会社に出勤する日本の日常風景すら形を変えた。

日々満員電車に揺られ、会社で勤務していた人
飲食店や接客業などの人も生活が一変したのではないだろうか

いきなり突き付けられた課題に「働き方」を考えた人も多いかと思う
今までのように誰しもが長時間の拘束時間に耐え、生活を回せる人は
何かを犠牲にしていたりする。
それが健康なのか、会社以外の人との交流なのか
初歩的な話でいうと心の余裕を犠牲にしている人は少なからずいるだろう

堅苦しい入りになってしまったが、今まさに
「働き方」を見直す良い時期なのかもしれない

とポジティブに考えてみよう

仕方なしに始めたリモートワークが案外あっているかも
いや、やっぱり自分は出社して働いていた方が充実感がある

考えは様々だろう。今回はリモートワークについて考えてみようと思う

・可視化されてきた問題点。

仕事の成果が達成できない
社員の顔が見えない、ちゃんと働いているのだろうか
時間で給与を出している雇い主側からしたら大きな問題だ

一方で
リモートになってから拘束時間が伸びたり、その逆もしかり
働く側も同僚がいないことによる物差しが足りないと感じる人もいるのではないかと思う


・成果を明確にする

その日自分は何をしたか。単純に言えばそうなるが
底を覗けば目をつむりたい現実もあるだろう。
極端な話、スピード優先でどれだけスコアを稼げるか
ここだけみるとマイペースで確実に仕事をこなす慎重派には厳しい意見だと思う。

仕事は早ければいいのか?そうではないが人によってペースがある
集団の中にいると周りに合わせてしまうペースをリモートだと自分のペースでできる
良くも悪くも人に合わせる必要が最低限になるからだ

フリーランスなら件数をこなせる人が優位に立つ。
企業に勤めている件数をこなせる人は、
自身の報酬が成果と見合っているか?
という点も気になるところだと思う。

悔しいことに同じ給与で仕事の量が違うと感じる人もいるだろう
真面目に働くと不満が生まれるというのも正直歪んでいると思うが
実際、最低賃金で雇用保険程度の保障しかない状態で正社員並みに働いている人もいたりする

自分が勤めていた会社がまさにそれで
最低賃金以上は絶対に出ない。昇給も賞与もない
追い打ちをかけたのは達成感がないことだった。

企画をあげ、社内のグループを諸所改善して回ったが
評価なんてものは存在しなかった。

当時の自分は大の字になりながら
「こんなことして何になる」
とモチベーションが下がりまくっていた。

上司と面談して思ったのが、結局自分は人数合わせで
内容なんて見てもらえていないという事実に安易に心は折れていった。

社員が過労で入院しても手当も何もない。
辞めたらうちの会社にはもう戻ってこれないけど?別にいい?ああ、そう

そんなこんなで仕事を辞めた経験がある身からすると
正当な評価がもらえないことに関する不満は人よりも強いのかもしれないと感じる

希望論ではあるが、企業側がリモートワークを薦めてくれると
一定数助かる人もいる。
人それぞれだが、人とのコミュニケーションに仕事よりも神経を使う人種もいるのだ

もはや仕事はおまけで同僚や上司の動きを察知するのが本業なのではというほど
環境に左右されてしまう。気をつかえるのは良いことだがデメリットばかりが目立つなら
使い分けられた方がいい。

リモートはその点をカバーできると考えている。

リモートワークの利点
・他人と比べずにすむ

知らなければ不満は生まれない。比較対象がいるとどうしても不満や焦りは出てきてしまうので
こういった環境もよいなと思う

・会議などの時間が決まっている

個人的にはこれも大きく、その時間に集中して気を張れば
他人の目がないときは仕事に集中できるので効率が上がるのだ

そもそも個々で能力が違うのだから
働き方も多様化していってほしい

フリーランス向けの保障会社もあったりと
徐々に変化している日本の働き方に少し夢を見るのだ。


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#リモートワーク
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#心の余裕  

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