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プログラミング教育の終わり方 Scratch Jrをどう卒業するか

こんにちはK研究員です。

息子も少しずつ違うことにも興味を持ち始め、ScratchJrにも飽きてきた感じがしています。良くも悪くも人間はいつかは次のものに進みます。

プログラミング教育と大上段に構えて始めてしまうとどう終わっていいか、わからなくなるかもしれません。ピアノやテニスも同じかもしれませんが、「もう少しやれば」、「まだ中途半端なので」はなんて思ってしまいます。

今回は、そんな感じで終わり方について考えてみたいと思います。

ほかの教育はどう終わる?

まず、ほかの教育について考えてみます。例えば文字の書き方はどうでしょうか。文字はすべての文字がちゃんと書けないと社会生活に影響を与えますので、数字、ひらがな、カタカナ、アルファベット、漢字、終わることなく覚え続けなければいけません。そういう意味で、終わりはないし、数字が一通りかけるようになったからいったん区切りといったように区切りもつけやすいです。

絵はどうでしょう。幼少期はクレヨンで絵を描かせることが多いと思いますが、画用紙の束を買っても3枚ぐらい書いて、しばらくお休みということも多いでしょう。こちらはクレヨン画をマスターしたら一区切りというようなこともないですし、水彩、油絵、ブラシ絵と次々マスターしないと社会生活に影響を与えるということもありません。好きな時に初めて、飽きたらやめて、また今度始めれば大丈夫です。

ではプログラミング教育は?

プログラミング教育はどちらかというと、絵の勉強に近い感じだと思います。好きな時に初めて、飽きたらやめればいいです。ただ、絵とは違って次の入りが難しいところではあります。絵は幼稚園でも何度もやりますし、24色クレヨンを文具店で見かけてまたやりたいとなることもありますが、iPadを自由に触っていいという家庭は少ないでしょうし、一度ScratchJrなどのアプリを消してしまうと次にやりたくなるきっかけがないです。5歳になったら、小学生になったらといったときに、もう一度お父さんお母さんが声をかけてあげるといいかもしれません

そうは言っても自分の子供は何かを手にしたのだろうか?

いつ初めていつ終わってもいいじゃないか、そう割り切ったとしても、やっぱり自分も一緒になって頑張ったのだし、自分の子供が何を学んだのか知りたくなってしまうのは人情だと思います。前回、下記の記事にScratchJrで何を学べるかをまとめてみましたので、それをベースに何を学んだか振り返る表を作ってみました。

まあ、野暮なことだろうと思いますが、気になってしまう人向けに。

表を貼る機能は無いようなので、もし必要な方がいましたらご連絡ください。

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