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noteでアクセス数を伸ばすにはどうするか。noteのビューって何なんだ?から始めて自分のブログの知見を共有します

こんにちは、K研究員です。

このブログも30万ビューを超えて、一番アクセスのある記事は10万ビューを超えています。それなりに読まれているブログになったんじゃないのかな、なんて勝手に思っています。

CoderDojoをやる人もそれ以外のプログラミング教育の活動をしている人も、ブログをされている方は多いですよね。そこで、せっかくなら読まれるものを作りたいと思う人もいるかなと思いまして、いろいろ書いていこうと思います。

皆様の活動の参考になればと思います。

noteのビューって何?

さて、読まれているかどうかは皆さんnoteのダッシュボードで見ているかと思います。

では全体ビューというところに表示される数字や目のマークの列に記事ごとに表示される数字、これはいったい何でしょうか。

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これが100だったら100人に読まれているんでしょうか。

こんな実験をしてみました。

こちらのふたつの記事をほぼ同時に投下します。

記事の内容はタイトルからして全く違うものです。片方はプログラミング教育でよく使われるHour of Codeについて、もう一つは全くこのブログには関係ない地衣類についてです。

全く違う記事なので、普通に考えれば全然違うアクセス数になるはずです。

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こちらが翌朝の状況。アクセス数が違っています。しかし、twitterでも自動的にシェアされるようにしているので、ここからtwitterでリンクを踏んでアクセスした人の数を抜きます。地衣類の記事は7人がurlをクリックしています。なので20-7=13がnote内のビューということになります。Hour of Codeは1人なので14-1で13です。

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そうすると数字が一致しました。

さらに時間をおいて丸一日経過後の状況。ここからtwitterからのアクセス数を抜くとやはり2しか変わらずほぼ一致するのです。

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繰り返しますが、全然違う記事なので、面白そうと思って読む人は全く違うはずです。最終的に似たような数字になるとしても、どの地点を取ってもほぼ同じ数字になるとしたら何かあるはずです。

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一応グラフ化。ほぼ完全に一致する。

考察するに、ビュー数はフォロワーなどの画面に記事の先頭部分が表示された回数を加算した値なのではないでしょうか。ブログを投稿するとある程度機械的にフォロワーに記事が流れるので、興味のあるなし、クリックしたかどうかにかかわらず、下のようなトップ画面に表示されたとき、数字が加算されていくのではないかと思われます。

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実はこのような実験をしたのは初めてではなく、何回かやっているのですが、毎回同じような結果でした。さらに直近書いた二つの記事も同じぐらいの数字です。

つまり、noteのビュー数は、実際に見た数 + フィードに先頭部分が表示された数の合計であると思われます。

ではそれをどう増やすのか

ここからは、これを増やしたい人次第ですが、増やしたいならフォロワーを増やすのは一つの方法でしょう。自動的に加算されるならフォロワーの数がかなりダイレクトに効いてくると思われます。私の記事は何もしなくても100ぐらいのビュー数になり350人のフォロワーがいるので、1/3ぐらいの人には自動的にフィードにブログが表示されるのかもしれません。これはアクティブ率が30%ぐらいということなのかもしれません。

フォロワーを増やすには相互フォローをするとよいようです。

最近、このブログもこの記事に取り上げてもらい、フォロワー数が50人ぐらい増えました。

自動加算されるビュー数より上に

こちらのビュー数が先頭が表示されただけで加算されているとすると、読んでいない人も大勢いるということになります。なので、ここにこだわるよりは、自動的にいくつまで増えるかを大体知っておいて、それより多くなるようにしたほうがいいかもしれません。何もしなくても100ビューあるとすると、それが200、300になった記事が読まれた可能性が高い記事と考えることができます。このような記事は自分のブログでどんな記事だったのか考えて特徴を探るのがよさそうです。次から私のブログでのビュー数が多い記事の特徴に関する話を書いてみます。

記事あたりのアクセス数はごく一部の記事に集中する

一般的なブログの現象ですが、多くのブログにおいて、全記事が一様に読まれるということはなく、ごく一部の記事が非常に多く読まれ、それ以外はさほどでもないという状況になります。私のブログでも一番読まれている記事がアクセスの1/3を占めています。top3で2/3になります。

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これは読まれる記事ほど他のブログからリンクされたり、google検索で上にきやすくなったりするためです。読まれるものはさらに読まれるというループが発生します。このため、このようなごく一部の記事を書くまで、ブログのアクセスが少ない状況が続くことになりますが、粘り強く書いていればそのうち当たるときも来るかと思います。

検索されるワードをテーマに書く

フォロワーを頑張ってあと100人増やすと30ぐらい自動で増えるかもしれませんが、それは大変です。一番アクセス数が多くなるのはみんなが知りたいこと、みんなが検索することを記事に書くことです。実際のところ流入の多くは検索です。

世の中にはどれぐらい検索されるかは予測してくれるツールがいろいろあります。

こちらのサイトによると、プログラミング教育は月間6480回グーグル検索されているようです。

一方、マインクラフトは44万です。桁が違いますね。

なので上に貼った画像のようにマインクラフトの記事がアクセスのほぼ全部を占めるのは仕方がないことかもしれません。

知りたいことを書く

我々がWebに求めていることの多くは調べものです。パスポートを作りたいけどどんな書類がいるのか、新型iPhoneでこのアプリは動くのかなどが我々がwebページを見るほとんどの動機が調べものですです。なので、そのようなtips系の記事が実際のところ一番読まれます。もちろんたまにバズって自分の心情を書いたような記事が上がってきたりしてそれはそれでうれしいですが、ヒット率という意味では読む人のことを考えて書いた記事のほうが高そうです。

タイムリーなことを書く

何かエラーがあったり、イベントがあったりするとみんな検索します。自分の使っているアプリが突然つながらなくなったら、「XXアプリ つながらない」などで検索します。

こちらの記事は、マインクラフトにつながらないことを書いたものですが、それだけの記事なのに8000ビュー以上あります。

このような障害が起こると、これは自分だけのことなのか広くみんなに起こっているのか知り、みんなに起こっていれば復旧するのを待つということをするのが一般的です。この記事はそのような用途で読まれたのだと思います。何も書いていないのに恐縮ですが、ほかの人にも起こっているんだ(自分の操作ミスではなく)と思ってもらえたなら一定の価値はあるのかもしれません。自分の分野のリアルタイムな情報に気を配ることが重要かもしれないですね。

丁寧に書く

文章量や画像量が多いページは自然とシェアしたくなったり、googleの中のアルゴリズムで検索の順位が上がったりします。なので丁寧に書くのは重要そうです。実際、アクセス数が上のほうに来ている記事の多くは、画像をたくさん貼ったり、長く文章を書いたものです。みんなわからないから調べているので、丁寧に教えてもらえるページは貴重です。

アクセス数よりスキの数という話は本当?

いくつかのnoteの書き方についてのnote記事にはアクセス数は冒頭だけ見てもアクセスだけど、スキは本当に読んだ人の数なので信用できるという話が書いてあったりします。とはいえ、実際のところ、ある程度アクセスがあるとスキ数もほぼビュー数に比例してきます。なので、どっちを見てもいいと思います。

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とはいえ、別にそんなにアクセスされなくてもいいんじゃない

ここまで書きましたが、アクセスされたらラッキーぐらいで自分の書きたいことを書くのが一番いい気がします。モチベーションが尽きないようにたまにアクセスされそうな記事を狙って書いてみるぐらいの方がいいのではないでしょうか。

あまり狙いすぎて、書きたいものを書けなくなったり、気軽に書けなくなっておっくうになり、ブログをやめてしまっては本末転倒ですからね。

まとめると、noteのビュー数は自動的に配信された記事の数が加算されて入るっぽい。それを増やすにはフォロワーを増やすことも一つ。読まれるような検索ワードに関する記事やリアルタイムな記事、丁寧な記事を書くのもひとつという話でした。



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