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Scratch Jrをやってみた。ScratchとScratch Jrの違いと注意点

皆様こんにちは!

今回は5歳からできるというiPadのScratchアプリScratch Jrをやってみたのでリポートします。iPhoneではできないので注意が必要です。

iPad版アンドロイド版

スクラッチは子供(特に小学校低学年から幼稚園児)に教えるには下記のような難しい点がありました

・動き、座標など漢字が使われている
・座標は-200~200で負の数を含んでいる
・向きを変える場合に、回転方法を左右のみにして、回転するというちょっと変わった方法が必要

などなどです。Scratch JrはScratchからかなり機能をそぎ落とし、簡単にすることで上記の問題が解決しています。

・すべてひらがな
・座標は1-20までの整数
・左右に動かすことで同時に向きも変わる

なんとScratch Jrにはif(条件)はありません。もちろん変数もないです。コスチュームという概念もないようです。

それでも工夫次第でゲームぽいものも作れるようです。

モグラたたき シューティング

こちらにもいろいろ

私も今回はおなじみの猫を飛ばすものを作ってみました。さらに猫じゃなくて竜にして火を吐かせてみました!猫を飛ばすワークショップはJrでも可能そうです。

下記はこれを5歳くらいの子供たちにやらせる際の所感です

・イメージを持ってもらうために最初に動画は重要だと思います。でも動画ばっかり見てしまうのでは本末転倒なのでうまく切っていくつか3分ぐらいで見せてあげるといいと思います
・とっかかりが地味です。子どもの好きな画像を事前に入れておくといいかもしれません。例えばうちの子なら新幹線の絵をかいて入れておいてあげるといいかもしれません
・絵本を作ろう、じゃんけんゲームを作ろうなどモチベーションを上げる必要があると感じました。5歳ぐらいだと小学生と違って放っておいてもやってくれるというのは望み薄でしょう

今度自分の子供で試してみたいと思います。


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