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【コース紹介】短期集中日本語イマーシブコース7期・11週目

こんにちは!六本木にあるプログラミングスクール、
コードクリサリス(以下、CC)のコピーライター・Ayanoです。

このnoteでは、私たちの短期集中日本語コース
(イマーシブ)7期の内容を毎週レポートしています。
公開がだいぶ遅くなってしまいました…。

取材させていただいた11週目はすでに授業らしい授業はなく、「シニアプロジェクト」として卒業までの3週間、グループで開発を進めている真っ最中です。
今までは主に現地で生徒さんを取材してきましたが、今回は基本的にリモートで参加しているMizkiさんに、現在の心境や今までリモートで授業を受けられた感想をインタビューいたしました。

ファンデーションズコース(基礎コース)からイマーシブコースに進んだMizkiさんは「イマーシブコースはドッジボールみたい」と語ります。
「ドッジボール」とはどういうことなのでしょうか?

筋トレのような毎日?

ー 本日はよろしくおねがいします。

「はい、よろしくおねがいします。結構久しぶりですよね」

実は私AyanoとMizkiさんは、同じ期でファンデーションズコースを受けた仲間でもあります。ファンデーションズコースはフルリモートの授業だったこともあって、長くリモートで授業を受けているMizkiさんにリモートで授業を受けて感じたことや、率直な感想を伺いました。

ー 入学の時から追っていると、取材のたびに授業内容が難しくなっていっているのに、なんだかんだ言って出来てしまっているのが凄いなあと感心しています。

「中にはすぐにできている人もいますね。僕はどちらかというと時間がかかる方で、苦しみながらやっているタイプなんですけど(笑)、でもつらいとかじゃなくて、筋トレに近い感覚です。この痛みが自分に馴染んでくるまで頑張ろうみたいなモチベーションに変わってきました」

ー 面白いたとえですね。やってるときはきつい無酸素トレーニングみたいな感じだけど、次の日は慣れちゃったみたいな。もうちょっと負荷上げちゃおうかなみたいな感じですね。

「そうそう!以前は見ていて分からなかったものが、なんとなくですが理解できるようになって。じっくり見ていくとまたわからないものにぶつかるんですけど、少しずつ中身が分かってくるという実感があります」

Hackathon Nightを通じて感じたこと

ー Hackathon Nightも見てましたよ。2、3日でアプリケーションを実装していて凄いなと感心していました。

Hackathon Nightとは、毎回ある企業とコラボレーションし、その企業のプロダクトを用いて短期間でアプリケーション開発をするイベントです。
今回は「BOCCO emo」というコミュニケーションロボットを使用したアプリケーションを開発するものでした。

「凄いですよね……。やる内容がロボットだったし。ロボットを動かすっていうのは、自分とは遠いものというイメージがありました。
たとえば「Siri」みたいな、日頃僕たちが使っているシステムを自分で実装するようなことに、自分がいつそういうレベルに踏み入れるんだろうと考えていたんですけど、Hackathon Nightで片足踏み入れたら意外と「行ける!」と思えました。もちろん、自分だけじゃ理解は深められなかったし、チームのみんなに支えられながらでしたけど」

ー Hackathon Nightは日英クラス、リモート受講、現地受講がすべて混ざっていましたが、そのうえで感じることはありましたか?

「みんなで話しているところからそれぞれ作業が分かれると、リモートだとひとりの時間になるんですが、現地だとふとした「これなんだっけ?」みたいな会話が生まれやすかったりする。ミュートになっている外で僕の知らない会話があるようで、全てを共有できてるのかな?という気持ちになったりもします。そこは、自分が発信しなければいけないこともあるんですが、当時は自分に必死だったから、そういうことを言えなかったです。
リモートでやっている分には、集中する時間を与えられていたのはよかったんですが、コミュニケーション面で全てを拾えないときもありました。工夫すればきっとうまくやれるけど、そこまで自分が達者じゃなかったです」

フルリモートでの開発

ー 現在シニアプロジェクトの開発期間ですが、3週間フルリモートでの開発はどのように進めているんでしょうか?

「うちのチームは、作業前後に進捗報告をやっています。タスクを洗い出してから、メンバーごとに作業を振り分けます。休憩やクロージングパーティーの前に進捗報告をして、なにか分からないときは音声通話をしながら画面共有して見てもらうという形で進めています」

ー 作業中、音声通話はつないだままですか?

「つないでいるときもあるし、ミュートにしているときもあります。
うちのチームは現地組が3人いるんですけど、現地で全員が音声をつなぐとハウリングしてしまうので、1人だけつなぐようにしました。でも、他のメンバーの声が聞こえないことが多く、(CC側が)スピーカーを用意して対応したりしましたが、それでも聞こえない問題は100%解決できていないです。話しかけたいときに、誰かに声かけたいけど1人のパソコンやスピーカーからしか聞こえないからどうしても間接的になるので、リモートならではのコミュニケーションの難しさを感じました」

ー 改めて、シニアプロジェクトの役割分担を伺ってもいいですか?

「大きく分けるとテックリード1人、バックエンド2人・フロントエンド2人で分けていて、僕はバックエンドを担当しています」

ー バックエンドは難しいですよね。確実にNGがあるので大変だと思います。

「スペルミスひとつでデータがつながらなかったりするけど、逆につながったときに得られる達成感が心地いいです。
いろんな技術を使うと新しいことが入ってくるし、公式ドキュメントを読んでも全部英語だったりとか、日本語版が用意されていてもわかりにくかったりで、苦労しました」

ー 今振り返るとどうですか?

「今も完璧というよりかは、やりながら理解していっているところです。ただ、自信はついてきたし、ドキュメントを見たら必要なものがわかってきた。それでもうまくパスがつながらなかったり、データを持っていけないときはあるんです。意外と初歩的なところでこけていたりとか、インポートのミスがあったりします」

ー そういうときは誰かに聞くんですか?

「本当は聞いた方がいいんですけど、ちょっと負けず嫌いというか自分でなんとかしたくなってしまって、ちょっと時間をかけちゃいます。でも考えても無理だってなったら聞きます。すると簡単に答えが返ってきて「ああ、これだった(笑)」みたいなこともあります」

イマーシブコースを受けて変わったこと

ー 最初はできなかったことができるようになっているのは凄いことですよ。

「最初に比べたらもちろん、この3ヵ月……3ヵ月!あっという間ですね」

ー ファンデーションズの2ヵ月を入れると、もっと長い期間ですね。

「イマーシブの2ヵ月とファンデーションズの2ヵ月はまるで違いますね。ファンデーションズは基礎を丁寧に教えてくれるけど、イマーシブはドッジボールみたい。ボールが飛んできてそれを受け止めて、ハイ次、ハイ次みたいな(笑)。そういう時間でしたね。「これがブートキャンプか」って思いました」

ー 絶対大変ですよね。授業が9時から17時まであって、宿題もあるという。

「規則正しくなりました。朝早く起きて、夜はちゃんと寝て、ご飯食べる時間も決まってくるし」

ー イマーシブコースを受ける前と後で変わったことはありますか?

「一番はやっぱり、エンジニアというものが理解できたような気がします。ファンデーションズを卒業したばかりのころは、教わった通りのコードを打ってる感じでした。イマーシブに入ってからは、エンジニアというものは何かというところから教えてもらったので、どういう考えを持ってやるのかという方が大事というのを気づかせてもらいました。
「なんでその技術を使うのか」とか「このプロジェクトにはどの技術が合っているのか」というような知識を得られました」

Mizkiさんありがとうございました!
技術面はもちろん、マインド面のカリキュラムも行うイマーシブコース。その様子は「ドッジボールみたい」とのことでした。ファンデーションズを経て3ヵ月のイマ―シブコースの期間を過ごしてたくましく成長した様子を伺えました。

次回はシニアプロジェクトの集大成となる「DEMO DAY」をレポートいたします。



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