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月額8ドルの本格的プログラミング教材!「コードアベンジャーズ」日本上陸

もっとたくさんの子どもたちが、プログラミングを含む基本的なコンピュータサイエンスの知識を得て、自分たちの可能性をひろげてほしい。そうした思いとともにニュージーランド発のオンライン教材「コードアベンジャーズ」日本版が立ち上がりました。

ニュージーランド教育省が開発に携わった本教材は、9か国語に翻訳され、世界でのべ200万人の生徒たちが学んでいます。5歳から13歳までを対象としたジュニア版は月額8ドル※で提供されています。これまで以上にプログラミング教育に手が届きやすくなるでしょう。

この記事では「コードアベンジャーズ」の魅力や、教材として導入する方法を詳細に説明します。

※年間契約をした場合、月額が8ドルの最低料金になります。

目次:
・「コードアベンジャーズ」とは?
・「コードアベンジャーズ・ジュニア」のレッスン内容
・学校、塾や学童で選ばれるポイント

 「コードアベンジャーズ」とは?

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「コードアベンジャーズ」はニュージーランド生まれのオンライン・プログラミング教材です。羊やラグビーといった印象の強いニュージーランドは、実はデジタルイノベーションを推進するデジタル先進国です。英エコノミスト誌の調査部門による「未来教育指数」調査において、ニュージーランドの教育制度は、英語圏で3年連続1位を獲得しています。そして「コードアベンジャーズ」の開発にはニュージーランド教育省が関わり、公教育のカリキュラムに合わせてレッスンが組まれました。

「コードアベンジャーズ」は14歳以上を対象とした「プロ」、5歳から13歳を対象とした「ジュニア」、そして教育機関を対象とした「EDU(エデュ)」の3つのコースがあります。
2021年7月に「ジュニア」が完全日本語化してリリースされました。

「コードアベンジャーズ・ジュニア」のレッスン内容

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多くの小学生が通うプログラミング教室では、Scratchのようなブロックを動かすことでプログラミングの概念を学ぶビジュアルコーディングを行います。「コードアベンジャーズ・ジュニア」は同様のビジュアルコーディングで学ぶ「プログラミング」に加えて、「コンピュータ思考」、「データ表現」という3つのカテゴリと、その他のサブカテゴリでレッスンが構成されています。

①コンピュータ思考

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「コンピュータ思考」(40レッスン)ではコンピュータの「問題が何かを見つけ、それをどう解決するか」という問題解決手法を理解します。物事を小さく分解し、パターンを認識し、論理的に順序だてて考えるアルゴリズム思考を学びます。

②データ表現

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「データ表現」(50レッスン)ではデータがコンピュータでどのように処理、保存、表示されるか等を理解します。コンピュータには何ができて、何ができないのかを考えることができるようになります。

③プログラミング

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「プログラミング」(55レッスン)では、ブロックをつかって要素の関係性を視覚化してコーディングの概念に慣れます。最終レベルでは、JavaScriptをつかったテキストコーディングを行い、その後のテキストコーディングの学習へとつなげます。

その他にもハッキングや認証についてのレッスンや、最新テクノロジーを用いたスマート農業についてのレッスン、データ転送の基礎のレッスンなど、実世界とコンピュータの関連について学ぶコースが用意されています(25レッスン)。

「コードアベンジャーズ」では、さまざまなキャラクターがレッスンの中でストーリーを繰り広げます。学習者はそのストーリーを進めながら、問題に答えていくことで知識を増やしていきます。実世界においてコンピュータサイエンスの知識がどう関わり、活用されるのかを体得することができます。レッスンは細かく区切られているために、1日に10分といったすきま時間にも、1時間という長い時間にも効率的に学習することができます。

カリキュラム横断的な内容のレッスンが多く、コンピュータサイエンスの教材でありながら、その内容の多くには算数や理科、社会の内容がふくまれているため、子どもたちの好奇心を刺激し知識の幅を広げます。

最初に英語で開発された教材のため、言語切り替えを行えば全コースが英語化します。(他にも8言語に切り替え可)。日本語コースではレベル1とレベル2の教材にはすべて英語の音声が流れ、日本語を読みながら英語を聞いて進めていきます。プログラミング言語自体が英語学習と親和性が高いため、同時にふたつのスキルを高めることができます。

説明動画【youtube

学校、塾や学童で選ばれるポイント

ニュージーランドでは、350以上の学校が、学校や塾むけの教材「EDU(エデュ)」コースを使っています。また現在、チリ、アメリカ、カナダでも学校や民間団体との連携が進んでいます。

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① 教師のためのトレーニングの提供

多くの教師の方々は専門的な知識がないことからプログラミングに苦手意識をもっています。コードアベンジャーズは教師のための自走式の教育モジュールを提供しています。教師は5歳から18歳向けの学習ツールにアクセスをして学ぶことができます。

② 効率的なクラス管理

「コードアベンジャーズ」を使用すると、それぞれの生徒が理解度に合わせて自分のペースで学習を行うことができるので、寄り添った指導が可能です。また、生徒がそれぞれのペースで進めていても、「EDU(エデュ)」コースには生徒たちの進捗を一元管理できる機能がついているので安心です。生徒たちの進度や理解度が一目でわかり、採点することなくテストの成績を一括で管理することができます。個人が達成したゴールや、今後の課題等の管理が容易なため、より多くの時間を指導に割くことができます。

③ レッスンプランの提供
レッスンプランが用意されているため、クラスの準備に費やす時間が大幅に節約できます。またオンラインのレッスンとは別に追加のオフラインアクティビティを設定しています。教室内でグループを組んでレッスン内容に関連のあるプロジェクトやアクティビティを行うことでさらに理解を深めるだけでなく、問題解決やチームワーク、クリティカルシンキングなど実世界でつかうスキルを育成します。

学校ではプログラミングの授業の教材として、民間塾や学童、英語教室では新しいメニューのひとつとして検討に値する世界で認知されている「英語xプログラミング」の教材です。

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コンピュータやプログラミングの知識は、これからの時代を生きる子どもたちに必須のスキルです。コードアベンジャーズはよりたくさんの子どもたちが、無理なくそうしたスキルを身につけることができるように、との思いをもって日本に上陸しました。ぜひ一度おためしください!

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