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あなたの「常識」は、まだ途中であることを認めよう。

よくある端的(直観)思考によって、多数の人が誤った応えを出す質問。

「えんぴつと消しゴム合わせて300円、えんぴつは消しゴムより200円高い。消しゴムはいくらですか?」※答えは文中に。

アインシュタイン『常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。』からするに、私たちの受けた教育やそれぞれの環境下で「常識」⇒「普通」⇒「あたり前」⇒「あたり前の事ができない他人」⇒理解できずに、時に敵意と変わることもある。(多数決で誤った「常識」方向になるときは悲劇だ)

まず、あなたの「常識」は、まだ途中であることを認めよう。

大人になればなるほど(家族や会社、組織で立場が上になればなるほど)、過去に学んだ常識と異なる場面が多くなる。が、それを認めない(認めることができない)。自分を肯定したくて思考停止に陥り、自分が見たい(知りたい)情報しか得なくなる人は、目を背けなくてもいいし、否定しなくてもいい、ただ、常識は常に変化していることを正面から認識することが大事だと考える。

あなたへ最初のステップ(気づき)を与えるために冒頭の質問をしてみた。答えは「100円ではない」。!? なぜかはゆっくり考えれば分かるのだけど、多数は直観的思考(速い思考)に陥るから、論理的思考(遅い思考)に立ってみようとする、ダニエル・カーネマンの有名な問いで、直観的思考は過去に学んだ常識をテンプレートにしてしまい、思考停止したまま答えてしまう良い例。

併せて、消しゴムが一般的に100円程度とする認識や、えんぴつが200円もするはずがないと思うところも、常識が誘導されたことに気づきたい。

noteで毎日投稿する行為は端的(直観的・感情的)思考でしか間に合わない気もするけど、実は「ゆっくり考えること」に慣れる訓練でもあるな、と思って今日もアウトプットを続ける。 文章不細工だけど(笑)読んでくださり、ありがとうございます。

あ、答えは「50円」です。


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