アニメーターの待遇問題やポリコレもある中、改めてNetflixやAmazonといった黒船襲来は救世主なのかを検証（コンテンツビジネス・ラボ）

週１回ペースで更新のポッドキャスト番組「コンテンツビジネス・ラボ」です。

【番組概要】
アニメや様々なエンターテインメント・コンテンツのトピックについて、MCの高達とコメンテーターの鵜飼の２人でお送りするポッドキャスト番組です。
日々、様々なコンテンツが発表され、ニュースにもなりますが、ちょっと立ち止まってその「意味」を考えてみます。
新しい企画のヒントも見つかる！かもです。

今回は「アニメーターの待遇問題やポリコレもある中、改めてNetflixやAmazonといった黒船襲来は救世主なのかを検証」がテーマです。
巨大プラットフォーマーのプラスの面、マイナスの面、それぞれありますが、幕末の黒船同様、きちんと考えて付き合っていく必要があると思います。
また番組の後半では、コンテンツのポリコレについてトークをしています。
欧米とアジア（日本）は、一神教か多神教かの違いが宗教/文化の根っこにあるので、そもそも視座が異なるのかもしれません。

ここでお聞き頂けます！

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※前回分含めて収録回は全てアーカイブされています

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コンテンツビジネス・ラボ - アニメーターの待遇問題やポリコレもある中、改めてNetflixやAmazonといった黒船襲来は救世主なのかを検証

今回の収録内容

・NetflixやAmazonなどの大手プラットフォーマーの課題点
・プラットフォーマー⇔製作会社⇔制作会社
・アニメーターの待遇問題
・Netflixはアニメ専業ではないので、アニメだけに注力するのは難しい
・アニメの制作費は構造的に安い
・アニメは日本以外でも制作出来る
・アニメエキスポでのNetflix発表会の出来事
・黒船の本来の意味
・プラットフォーマーはプラットフォーマーが売れると考えたものに制作費を支払う
・救世主には裏がある
・Netflix、業界支援で約1億円を拠出は宣伝費？
・アメリカのアマゾンがラノベ作品を削除した背景
・海外のプラットフォーマーがルールを決める
・独禁法
・多神教文化圏のアジアは神々が演じていたものがフィクション
・ヨーロッパでは、神は一人
・アニメの世界でもポリコレ
・日本が海外向けに作品を作っても……
・国際共同製作
・「ナルト」がアフリカでも人気が出た理由の一つ
・中国市場の課題
・理想形である韓国映画『パラサイト
・グローバル＋ローカル＝グローカル
・韓国芸能はグローバルが前提
・コンテンツビジネスの最終局面？
・今までの表現自体を変える必要

今回の参考リンク集

◆アニメ版『ジョジョ』の総作画監督が指摘「Netflixで制作費が増えても、現場のアニメーターには還元されない」
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2006/25/news013.html

◆アニメーターさん「ネトフリの仕事が来たけど、気合い入ってる割には単価は普通のTVシリーズの最低限で、全然おいしくなかった!　ネトフリ本社は実情理解してるのか？」
http://yaraon-blog.com/archives/178242

◆Netflix、日本の映画・ドラマ制作者に10万円支給　業界支援で約1億円を拠出
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2005/22/news070.html

◆米アマゾンが『俺妹』『ノーゲーム・ノーライフ』などラノベ15作品を削除　世界基準では不適切なため
http://yurukuyaru.com/archives/83442755.html

◆メイド・イン・ジャパンは誰をエンパワーしたのか？　日本の楽器メーカーがもっと誇るべき話
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/34124

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プロフィール

◆高達俊之（こうだて としゆき）
『アンパンマン』『ルパン三世』『名探偵コナン』などのアニメ作品を制作する株式会社トムス・エンタテインメントにおいて16年間の在籍中に、企画・制作・営業と各部門を歴任。
モンキー・パンチ、井上雄彦、京極夏彦らの原作アニメの文芸も担当。
2017年4月、コウダテ株式会社設立。アニメ・映像等に関連したコンテンツ企画・製作・コンサルティングを行っている。
https://www.codate.jp/

◆鵜飼恵輔（うかい けいすけ）
株式会社トムス・エンタテインメント、KLab株式会社等での勤務を経て、2017年株式会社ミクシィに入社、映画『プロメア』のプロデューサーを務める。他担当作品に『パンドラとアクビ』（2019年）など。

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